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 写真に見る心の内

何度かシャッターを押しながら思うのだが、本当に素晴らしいショットというか良い写真というのは、肩の力が抜け緊張感がない自然な心根でいるときに一番良い表情が撮れる。そんなふうに思う。一般の写し手はその場で殆んど1枚しかシャッターを押さない。プロのカメラマンはいろんな話をしながら最高の状態を引き出してくれるがそれでも1カット何十カットもシャッターを押しているはずだ。
その点、両親が子供を何故素晴らしく撮れるかというと写し手がモデル(子供)を知っているということ。子供も親の前では緊張感がないということであろう。
今回、発表会のための顔写真を撮るために順番にシャッターを押しているが、なんとか素晴らしい写真を納めようとそんなことを頭にシャッターを押している。
その殆んどが女性ということもあって事前に撮影日を知らせている。事前に知らせないと準備が必要なんだそうだ。私は普段のままの素晴らしい写真を狙いたい・・・!そこが女ごころなのかもね!
いろんな状況下でこのようにシャッターを押しているが喜んでもらえる1枚にしたい気持ちは一緒だ。

素人さんでも素晴らしい写真に収まる方法がある。
私はいつも思うのだがそれがつまり心の表情だろう。レンズに向かって心をどう表現するかで絵柄は決まる。ある人がタレントさんの写真を見て「あ!この人慣れてるね!」って言っていたがそこが違うんだろうね。
表情を作ろうとしても強張ったり、つまりどうしても意識過剰になって表情が極端になってしまうことが多い。
モデルが心で何を語れるか!心が決まれば表情に表れる。こんなコツが分かると素敵な1枚に出会うことが出来る。
これからいろんなお祭りが各地で行われ、特に夏場は女性にとってゆかた等で遊べる季節。心の持ち方に自然な表情・・・、こんなことを念頭に挑戦してみて欲しい。
当たり前のことだが、十人が十人全て違った顔なのだ。その人の心で撮るのが一番良いに決まっている。
何度かシャッターを押しながら、良い写真を撮って欲しいが故に老婆心ながらお話しさせていただきました。
本当に素直で自然な表情が納められたときの喜びは格別なものがあるから不思議です。

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
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岡部俊雄

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