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 防災の日 9月1日

防災の日  大正時代に起きた関東大震災が9月1日ということでこの日が防                           災の日となった。
9月ですね!心なしか涼しくなったと思いませんか? 天気予報では台風12号が接近し、もしかすると今回はもろにその影響を受けるらしい!と報じられました。
災害は忘れた頃にやってくるなんてもうずっとずっと昔のことになってしまったようです!
それも近頃の災害は半端でなくその被害が大きい。備えあれば憂いなしと言うけれど、東日本大震災にみるようにどんな防波堤を作ってもそれを乗り越えるんだから恐ろしい。
東日本の被災地を見て、戦争以上だとレポートした人がいましたが、決して他人事ではないことを頭に入れておかなければなりませんね。
天災に人災!心までが奪われそうな時代に、助け合う多くのボランティアの皆さんの活動を見ると、防災もさることながら、近隣の人たちとの人間関係の構築をもう一度考え直す時期かも知れません。
隣同士の助け合いこそ防災の原点かも知れないから心がけて生活したいと、そう思いませんか?

防災用品が飛ぶように売れる!人間はこうして痛い目に遭わないと腰があがらないところがありますが、安心はやはりみんなが仲良くすることでしょう!
そう言う私も、同じマンションに住んでいながら、誰が引っ越したのか誰が入って来たのか、もっと言えばお付き合いもないので仮に冠婚葬祭ごとがあってもまったく我関せずです。だからエレベーターや行き交う人には積極的に挨拶をし続けています。
子供の頃は隣どころか町内中の家庭のことも全部知っていたような気がします。本当の意味での井戸端会議もその雰囲気が手にとるように分かるのです。今ほど裕福な時代ではなかった筈なのに心はとっても豊かだった。
だから、祭りは盛り上がる。町内運動会等の各行事は全員が参加する。
都会の人には見えない部分かもしれませんが、今回の東日本大震災もその人間関係が一番良かった地域だったはずです。それだけに、放射能汚染などで引き裂かれた住民の怒りや苦しみは想像を絶するのです。
新しい町づくりが出来る。それは嬉しくも喜ばしいことです。しかし、東北にも多くのビルが建ち並び、小さな箱の中の生活が始まって、その豊かだった人間関係が今までのように維持されて行くんでしょうか?

人はみないずれ逝ってしまいます。生きている間にどれだけの豊かさ(心の)に身を寄せられるかです。
防げる災害はなんとしてでも阻止しなければなりません。しかし、台風や地震(津波)のような災害は精一杯の防災を心がけても不運に巻き込まれる人は絶えません。
私が昔劇団で演じた「終わりの日」という台詞に「今日限り世界が亡くなってしまうとしたらどうします?」という下りがありましたが、ずっとずっと昔からそのようなテーマと向き合っていた気もします。
あなたが一番守らなければならないのは誰ですか?いつも心にそのことを考え穏やかで愛情ある生活を続けてください。その気持ちがあれば他人(ひと)を押しのけてもなんて行動でなく、助け合っていけるのではないかと思います。まして、愛する人がいるなら尚更です。日頃が大切なんです。

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
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岡部俊雄

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