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 不思議な光景 2

付き合い始めてすぐに男性から手を出すとは限りません。彼は資産家の息子だし絶対に放してはいけないと、手を出さない彼の衣服を脱がせ彼女から向かって行って結ばれましたと先日の新婚さんいらっしゃいのカップルが話していました。可愛いらしい顔した彼女がそう話すものだから司会の三枝師匠も「僕もこんな時代に生まれたかった!」と大笑い。
実は私の初めての経験がそれに似ていてドラマチックでした。私は無知だと言いましたが夢のようなその日は人並みにやって来ました。勿論いつか結婚する人と結ばれるんだろう思っていたので、いろんな状況下でも今まではそういう行動には移りませんでした。
当時、名古屋の老舗勤務の中で店長と人事も兼任していた関係で、三重、岐阜、九州、沖縄と社員(販売員)採用で各県各高校への求人活動として出かけていた時期です。名古屋から沖縄は2時間と近く、まるで京都に行くくらいな感覚で何度も足を運びました。
当然知らない学校へ行く訳で,先生とのコミニュケーションがとれないことには話が進みません。ある日沖縄市在住の先生に誘われてスナックに飲みに行きました。そこには先生の教え子が働いていて「可愛い子で楽しいよ、人気者なんだ!」と言うことで連れて行ってもらったのです。米軍の嘉手納基地が近くにあり、ほとんどが黒人で一種異様な店でした。「ああ!ここは日本人が来るところじゃないんだ!」と思ったほどです。先生の言うようにそれは美人な彼女でしたね!その後、いろんな先生とこの店を訪れました。
勿論、行くと彼女を指名します。それはすべて彼女の成績になることは勿論ですが当然支払いは私ですからお客様として大切にされます。当時は良いお客だったでしょうね!
1年半くらいが過ぎたころでしょうか?たまたまその日が土曜日で先生との約束もなく体が空きました。いつも一緒に廻ってくれる個人タクシーの運転手さんをたまにはご馳走しようと時間をとってもらい飲みに出かけた日のことです。
「そう言えばズケランさん!いつも話しているお店に素敵な子がいるから今夜はそこに行きましょうか!」、ということになり店に向かいました。
店で「今夜は私用なんだ!」との事情を説明し中に入ろうとすると、彼女が「それなら待って!」と何か店長に交渉しに行きました。出てくるなり、「今から仕度してくるから待っていて!今日は外で一緒に食事しましょう!私が案内するから」と言うのです。そのことをズケラン氏に伝えると彼は慌てて「止めた方がいいよ!売れっ子の彼女を店から連れ出すってことはそれだけ金が必要だから!」と。
率直に私は彼女に聞きました。すると、「心配いらないわよ!いつもお世話になっているから今日は私が店を休むことにしました。だから今夜はゆっくりと沖縄の料理を愉しみまよう!」と言うのです。
先生の教え子で昼は琉球銀行に勤めているという彼女の私服はまた素敵でした!(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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