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 美しい(すなおな)心

仕事柄とても多くの若い女性に接しています。
波島陽子日本舞踊教室の生徒さんを通じ、なんと学べることの多いこと。

勿論、日本文化や伝統をこの日本舞踊を通して伝えることが出来たらという波島先生の心に絆されて日々頑張っている訳だけれど、日本の心、つまり私が大好きな「和の心」に触れさせたいという願いが少しずつ感じられるようで嬉しい。
多くの人が集まれば、それだけいろんな性格の人がいて当たり前ですし、ものの考え方も違って当然です。
面接をし、希望を採り入れてお稽古に通って頂く訳だけれど、不思議なことに日本舞踊に接したいとする若者の心は実に美しい!こんなにも素晴らしい若者が日本にいるんだ!日本も捨てたもんじゃないな~・・・、これが実感です。

中には、「見学に伺いたいのですが!」とか「体験をお願いできますか?」と毎月少なくても3~4件のお問い合わせを頂く。 勿論、その度に丁寧に受け答えをさせては頂いているつもりですが、「それではお願いします」と言って当日何の音沙汰もなく来ない人もいます。
そのとき、「良かった」と思うようになりましたね。素晴らしい生徒さんが多い教室に、礼儀(挨拶)が出来ないようではもう習う以前の問題のように思うからです。
これが全てではなく、何の音沙汰もなく10ケ月ほどしてから「何月頃ご連絡差し上げた***ですが12月からお稽古に伺ってもいいですか?」とこのようなケースもある。事情を聞くと長い出張で出かけていたのだとか!
悪い訳ではないが、こんな便利な世の中です。メール(電話)の1本もくれたら良かったのにと思うわけ!
私が古いのかもしれませんが、まもなく訪れる新年のあいさつに年賀というものがあります。時代ですね!メールにて「おめでとうございます!」とやってくる。少し苦手ですね!

ま!こんな話は差し置いて、先月行った発表会の写真やビデオが続々とプリントされ編集を終え生徒さんにお渡ししています。
このときに頂くそれぞれの感想に涙さえ溢れそうになる感動や感激に酔いしれているんです。
その純粋な心根は人として一番美しく輝いて伝わって来ます。そこには心からの感謝の言葉がその人の心で語られているからです。
この瞬間、どんなラブレターも適わないだろうと思う表現でぎっしり詰まっています。
踊りも表現が大事といつも言いますが、その表現とはすなわち心にないものは美しさとして人を感動させるまでには至りません。
この作文、さしずめ学校でならみな「最優秀賞」ですね。

写真に感動し、映像に深く反省を覚え、その上で大きな夢につなげている下りは本当に多くの人に紹介したいくらいです。そんなとき、ふと「ああ!私は役得だな~・・・」と喜びに浸っています。
こんなに素晴らしい若者にどう応援し協力していったらその人のお手伝いが出来るんだろうと思いますね!

心からありがとうを言いたいのは私の方だから!
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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