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 甘えるんじゃない!

またしても「殺人事件!」のニュースが連日のように報道されている。年の瀬に来て「セクハラ」などとオリンピック金メダリストが世間を騒がせてもいる。
私は、こうしたニュースを見聞きするたびに「甘えの構造」を問いただす。人の命どころか動物一匹さえ手にかけるなど考えられない。現在放送中のテレビドラマ(南極大陸:実話)で第一次南極観測隊員が昭和基地にカラフト犬を置き去りに帰還することへの苦悩を放送している。
数年後タロー・ジローが生きていて衝撃な出逢いを果たす訳だが、人間だからこそそうした優しさを持ち得るんではないだろうか!?
自然というのは草木も含め無抵抗で弱いものだ。それらは人間が手を加えない限り立派に生きていく術を知っている。
特異な性格の人は別として、基本的に女性も無抵抗で弱いものの部類だろうと思う。強い者が弱い者を労ればそこになんとも美しい愛(はな)が咲く!心ある人間だからだ。
自分の立場を利用して弱い者をいじめるなどもってのほかだ!分かっていない者に、本当に可愛い女性に会ったことありますか?と聞きたい。容姿ならエステに行ったり綺麗なものを着たりとどうにでも作りようがある。しかし、そこに本当の美を見出すことはできない。心の美しさはいくつになっても可愛いものだ!それが女性ならなんとも表現のしようのない美しさとなる。

今回のセクハラ事件にしても90%いや100%に近いほど指導者に問題があると言って過言でないと思うがしかし、女性(未成年)にも問題が無かった訳ではない。
甲子園を目指す高校球児たちに、たまに飲酒や暴力事件等で出場辞退や禁止という措置が施される。これが教育の一環だ。だとすれば、未成年が飲酒をして泥酔するなどそこに本人の生き方の未熟さがある。
むしゃくしゃして誰でもいいから殺ったなどどは言語道断。それを環境のせいにされても困るが、実際起こりうるそうした状況を想定して大人が、親が、指導者が導く必要があるのだろう!悲しいかな最近は心が乱れ切っているとも感じられてならない。

食事をしたり、一杯飲みに行くなど素晴らしい機会である。通い合う心がそこにあってそこに集う意味があるからだ。世の大人たち、世の指導者たちはもっと自信をもって若者に接して欲しい。

ただ、世の中に、自分に甘えすぎる人間(わかもの)には苦言を呈したい。まるで自分が悲劇の主人公でもあるかのように自らの命を絶ったり、他人(ひと)に危害を加えたりするなど甘えも甚だしすぎる。
自分の子供が刺されたらどんな気持ちか!再婚して妻の連れ子に惨い制裁を与える男もいるようだが、人間という面を被った鬼にも似た話だ。
優しい心と心をぶつけ合って笑顔が生まれる。笑顔の中には絶対に争いごとなどあり得ないのだ。
決して多くを求めなくとも、その笑顔に出会えて幸せな人たちばっかりなのだ。
まもなく新しい年を迎える!日本中で「がんばれニッポン」を合言葉にみんな頑張っているのだ。出来ないのなら何もしなくていい!せめて相手を労る心を笑顔に変えて歩いて欲しい。あなたにだって心はあるはずだから!



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岡部俊雄

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