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 大津市のいじめ問題 4

子供(生徒)の心が分からない教師 4

このシリーズで「新しい隠蔽(いんぺえ)」という表現をしましたが、この件について本当に多くの反響がありました。
そもそも私がこのブログを綴ってみようと思い立ったのは、正しい心の持ち方で一人でも幸せになってくれたらどんなにか素敵だろうと微力ではあるがそんな気持で綴り続けて来ました。
鬼のような冷たい心が何故持てるんだろうとある家庭の親の姿に触れてみたり、学生時代の過ごし方や職場ではなんて自分勝手な経営者がいるんだ等々を紹介し続けています。
実際に経験した私の青春時代を参考にしてもらったり等々、大きなくくりで結論を言うなら、それはすべて心の持ち方に行きついたのです。

今回の大津市の問題で若い大津市長は涙ぐんでいましたね。ところが教育委員会の面々や当事者を抱える学校に至っては最悪の状況しか見えませんでした。子供(生徒)のために命をかけられないような関係者(先生:教育員会)は即刻辞めてもらいたい。
何度も言いますが、「いじめは見当たらない」とか、「因果関係はなかった・・・」とか、責任逃れ以外の何ものでもない。
考えてみれば、生徒の心(なか)に飛び込んで「正しい礼儀作法」を何も教えられなかったということだろう。
強い人格とは、「相手(ひと)を想える心」があって成り立つ。まるで水戸黄門のドラマを見ているようだと言った人がいたが、彼のメールを見てまさにそうだと思えるから滑稽だった。
「お主は悪よのう・・・・」といいながら、悪者どもがせせら笑っているようにも見える。さしずめ、そんな奴らは最後は印籠でコテンパにやられるんだから早く解決を待ちたい。

教師の前に人間だということ。そうした感性は学びが育むんだということ。
被害者(自殺した少年)が「本当に死んでもいいの?」と言ったら、加害者は「死ねばいいじゃん!」と言ったそうだ。
私も高校時代にいじめに遭いそうになったことがあったが、私自身が明るい性格だったため何の問題も無かったが、そうしたときの加害者というのは本当に卑劣で卑怯者が多い。自分一人ではなんにも出来ない意気地なしであったり弱虫だからこそそんな陰険な世界にいるのだと思ったことがある。

私は若者には大きな夢に向かって歩いて欲しいと願っている一人だ。その目標に向かう心(せかい)には決していじめなどとは無関係な世界であると言いたい。
勉強なんか出来なくっていい!一人ひとりには思わぬ特技(せいかく)があってみな違って良いのだ。大きく言えば勉強なんかいつでもやる気になれば出来る。
夢や目標に向かい、若者らしさがあれば良いのだ。

今回の問題は冗談の域を超えている。その状況を把握できずに何が指導者だ。

昨日、テレビで「はじめてのおつかい」が放送された。3歳の息子がお母さんにとお土産を持って無事帰って来たときの若い母親の涙を見て欲しかった。
「ありがとう・・・・!」という母親はしっかりと息子を抱きしめ「がんばったね!ありがとう・・・」を連呼した。子供を育てるお手本はこの愛情にあるのだ。
やっと教師になったのか、簡単になれたのか、学力だけでは人間(ひと)は育てられないことをよ~く知るべきだろう! 安心して任せられる指導者になれよ!それがプロなんだぜ!
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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