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 未来に向かう若者たち

自分の未来はどんな姿だろう・・・ それは決して他力本願ではなく自らが求める夢の話だ。
今日久しぶりに少しだけ日本テレビにくぎ付けになった。「未来」というテーマを旗印にいろんな角度からのドキュメントが放送されていたが、その殆どは「病との闘い」、「震災に遭った人達」を取り上げて訴えるものであった。
確かに世の中には想像を絶する現実(ドラマ)がある。幼くして病で逝ってしまう話など、もし自分がと考えたらとても耐えられるものではなかった。
震災でお母さんを亡くした女子高生が父親に感謝の手紙を読む下りなどこれこそ他人ごとだとは思えない。
恥ずかしくってお父さんに言えなかった感謝の言葉。それを聞いたお父さんの心。天国のお母さんがきっとそうさせてくれたのだろうと思えるから素晴らしい。ここで生まれる親子の心のあり様。
どんな悲しい、どんな辛い境遇でも将来にしっかりとした夢を持つ。こんなことを採りあげたのが今回のテーマ「未来」(日本テレビ24時間テレビ)だった。
よく、過去・現在・未来と言うけれど、現在(いま)の行いがすなわち即過去になるわけで、身近な明日が未来となるこんな分かりやすいことを普段は考えないものだが改めて思い返してみたい。

明日の自分にどんな未来が待っているかは今日の過ごし方ではっきりと分かるはず。相手を思いやればかならず相手から思われる。この積み重ねられた現実を理解できるかだろう。
今日、少し頑張れば明日は少し楽なのに「明日やればいいや!」と思う人がどれほど多いだろうかと思う?
これは目標や夢の無い者に多く見られるものだ。

私は25年も前から社員教育や講演会のひとコマでよく「明日ありと思う心の仇桜 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかわ」という親鸞聖人の話をすることがあった。
中学生の頃に読んだ詠だが私が大切にしている一節だ。
そのせいか今できることは出来るだけすぐにやる習慣が身に着いた。おかげでどれだけ助かったかしれない。
未来についても同じことが言えるだろう。
現在、多くの若者は、いえ子供たちもだが、将来は「看護師になりたい」とか、「サッカーの選手に」とか、「学校の先生」や「お父さんみたいになりたい」とか夢は本当に様々だ。
勿論、描いた夢が自分の未来に花を咲かせてくれると信じている。このエネルギーには素晴らしいものがあるからだ。
いろんなキッカケや動機がそうさせるわけだが、最近で言えば特に大震災に遭った子供たちはそれが顕著だ。
だからこそそれだけに多くの感動が生まれるのだろう! 決して負けないで欲しい!
なりたいと思う心、やりたいと願う心。これほど尊いものはないと思うから周りの大人は少しでもその応援をしてやらなければと切に思うのだ。
夢や希望が叶うように、子供たちや若者の応援(指導)をするのが大人たちの役割でもあることを改めて心に留め置いておきたい。
未来あっての今だから!

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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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