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 大女優 吉永小百合

吉永2

これほど透明感のある女優がかっていただろうか?
映画全盛時代、アクション路線を行く日活にあって当時の日本に夢と勇気をくれた女優の第一人者と言って良いだろう。
今回、何故大女優「吉永小百合」に白羽の矢を当てたかというと、つい先日観た高倉健主演「あなたへ」に出会ったからだ。
映画っていいですね~と言った人がいましたが、忘れてはいけないのがこの女優さんだ。勿論人それぞれ好き嫌いはあるでしょう。しかし、青春映画の全盛期だった当時はこの世に夢や希望を与えてくれたことは間違いない。

吉永1

これらの写真は私が宝物にしているブロマイドの中の1枚だが、パスケースにまで入れていたほどの熱烈なフアンだった(いや今でもですが!)
当時、映画「愛と死をみつめて」は映画史上初めての邦画3ケ月のロングランだったという。
のちにビデオが発売されお宝のように大切にして来た。見る度に押さえられない涙はいつも新鮮でとても不思議だった。
文学物で言えば「伊豆の踊子」など、川端康成は彼女のために書き下ろしたのではと思わせる当たり役になった。
もう演技を超えたところにその存在感や感性があったのだろうと思う。

吉永3

いくら女優さんだからと言って、考えてみたらやっぱり人間です。
つまり、その人の生き方のようなものがなぜか完成品のように美しさを増していく。その殆どの作品を観て来たさゆりフアンにとって大切な宝物であることには違いない。

高倉健が「あなたへ」で特別賞を受賞したとき、その存在感が大きく評価されたと言う。存在感ということであれば彼女もまた不世出の大女優であろう。

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岡部俊雄

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