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 真剣勝負  波島陽子の舞台

真剣勝負

「光春譜」の舞台からもう2ヶ月が経つんですね!
波島のホームページに寄せられた生徒さんやお客様からの多くの反響に今更ながらに驚いています。

光の春はまさに波扇会には最もふさわしいタイトル(舞台)でした。
舞台が終わってから「生徒さんのやる気に火が点いた・・・」と波島は言いますが、私に届くメールでもそれが分かります。
素直に喜んで頂けたことはただただ感謝でいっぱいですが、上の写真のように(合同リハーサル)団結力もまた素晴らしかったですね。
明治座舞台のスタッフと1ヶ月ほど前に反省会を行ったのですが、あれだけ各踊りの団体に触れているスタッフのみなさんまでもが驚いていました。
日頃のお稽古の成果は勿論のこと、本当に波島色でいっぱいだったリハーサルや本番。
こんなにまとまりのあるチームは初めてですと言われたのは実に嬉しい言葉でした。

一人一人のお稽古とともに、全体の構成がどうなっているかが段々と出演者に伝わる瞬間!
若い生徒さんが多いと言われますが、中にはしっかりとした人生の諸先輩がまるで調味料のようにうまく若者をカバーしてくれている。 これには波島もかなり助かったはず。

第1回の波扇会とは比べ物にならない最高の出来でしたが一人一人の生徒さんは相当緊張したことでしょう!
単に教室の発表会なのに、波島が舞台女優だという点から各スタッフさんも本当に大きな力(協力)をくれました。

口では人間関係と言いますが、波島陽子の心根に打たれたスタッフが殆どではなかったかと思います。
厳しさの中にも溢れる優しさが安心感を呼び込み、穏やかで楽しい雰囲気で光春譜は完成しました。

生徒さんの知らないところでの波島の苦労! これが昨年1年と今年の本番まで続きました。
一人一人の生徒さんに合った作品はこうした思いやりや優しさから生まれるんですね。

舞踊を長年やっている人なら分かると思うが、新しく振りつけると当然そこには何万円とその振付料がかかります。
しかし、波島はそこに一切固執していないのです。とにかく生徒さんに出来るだけ負担をかけたくないというのが信条なんですね!
勿論、特別注文はこの限りではありませんが、こうして全体像を作り上げたことは実に素晴らしい!!

いつだったか、波島が振りつけ作業をしているときは一切お稽古場には足を踏み入れることが出来ないと書いたことがありました。 振付(創作作業)とは、時間があるから出来るわけではありません。
ほんの10分でもひらめく時は不思議とひらめくものです。
私が文章を書いたり台本を書く時も一緒です。 ひらめきがあって初めてペンが進む。
ときにはさらさらっと出来ることもある。

ただ、ここで凄いのは、作品(詞)に非常に忠実だということですね。 歴史を知らないと表現できないことはいっぱいあります。
だから作品(振付)に嘘が無い!  これが全国に波島の「振付作品」が沢山求められる要因なんだとおもいます。

いつだったか、最終の夜8時スタートの生徒さんがお稽古を終えてその生徒さんは1時間も先生(波島)とお茶のみをしていたことが後に分かりました。
私はその生徒さんに、「あなたが最終の場合は、出来たら少しでも先生を早く帰してあげてね!」と頼んだことがありました。 
朝9時スタートで夜9時までお稽古指導をする指導者はそうそう居ないと思っていますし、毎日は続く訳がありません。 波島の健康管理上そう頼む訳ですがその生徒さんは他のことは知りませんから自分の稽古だけを考えるとそうなってしまうんですね!

しかし、頭が下がるのはそこからです。
どんな時間であっても、どんなに疲れていても波島本人は全て心から優しく接しているのです。
波島の心の中は一体どうなっているんだろう・・・ そう思うことしばしばです!

先日、あの悪天候の中、9名ほどでディズニーランドに行ったときのことでした!。
一緒に行った生徒さんからこんなメールが届きました。
「今日は楽しいプレゼントを本当にありがとうございました。先生はどんなときでも笑顔を絶やさずいつも私たち優先でものごとを考えてくれる、親以上の優しい思いやりに涙が出そうでした!」・・・と。

仕事にもあそびにも常に「真剣勝負」なんですね!

次回の舞台が全国で話題になるくらいな、そんな波扇会に波島のために力を注ぎたいと思う!
真剣勝負の世界は何故か居心地がいい!!



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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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