2ntブログ

 美しい日本こそ令和

平成2

令和が待ちきれないように芽を出したふきのとう。
今年も故郷からたくさんのふきのとうが贈られて来ました。

それでも日本は戦争の無かった平成といいますが、昭和生まれでも私は戦争を知りません。 しかし、あの忌まわしい戦争は昭和にあったんですね。
平成とともにベルリンの壁が崩壊され平和へ歩みだした国もありました。

戦争は無くとも、事件や自然災害は異常なほど国民を苦しめた平成であったようにも思います。
考えてみたら30年なんて本当にあっという間に過ぎたということです。

戦争は良くありませんが、私の中の「昭和」はとても温かかった気がします。 良い時代に良い経験を積んだのも昭和でした。
自然豊かな雪国育ちでしたが、春夏秋冬をこれほど心に留め置くことが出来たのも自然いっぱいの環境下で生まれ育ったからでしょうね。
その自然に負けないのも人の心であったように思います。

中学の頃から写真を撮るのが好きで、押し入れに暗室まで作り現像したり等白黒でいっぱい楽しみました。
今では誰もがなんでもかんでもスマホでパチリ。
しかし、そこにはあまり心というものが映っていないように思いました。
今から15年ほど前でしょうか!? 皇居周辺をジョギングする陛下を携帯で撮影する光景がニュースで流れたことがありました。
陛下に携帯を向ける!!!!  私も古い人間になったんでしょうかね。
その辺を常識と捉えていましたが、そんなことを言ったら最近の光景はどう表現したら良いのでしょうね。

雪が解けて顔を出したふきのとうに感動する・・・・。
そこには多くのドラマが見え隠れしているようでその感動は言葉にならないほどでしたけどね。



平成3


まもなく平成が終る。  平成最後の桜だ・・・・!
そう思うと居ても立っても居られない気持ちでこの春は何度も何度も隅田川に行きました。
昨年の5月終盤からヘルニアで全く歩けなくなってあの暑い夏を苦しみました。 人一倍散歩が好きな男が歩けない(涙)
経験しないとわかりませんが、あの辛さと激痛は大きく自分を変えました。

カメラ担いでこの春隅田川に行ったとき、しがみつくように桜が一輪しっかり花開かせていました。
写真でも分かるようにその一輪の美しさは半端ではありません。

長い人生の中で、いろんなところでの桜を観てきました。  不思議な美しさですね。
私を招んでくれるさくらの花びらに語り掛けてはシャッターを切る。
自然の美しさに心奪われている瞬間はまるで童心にかえったように素直です。
この桜の木を見ると、いつ植えられたんだろうね・・・・・! この桜をどれだけの人たちが観てきたんだろうね・・・!
そう思うと感慨無量です。
どんなに時代が変わっても同じように春が来れば多くの人を楽しませてくれる。

このときだけは何故か人々はみな笑顔です。
この写真の花びらにお二人の陛下を重ね合わせることが出来ました。

全ての公式行事を終えていよいよ令和の登場。
子供の頃に正月を迎えるような興奮を今抱けているのは何故なんでしょうか!?
令和がどんな時代になるかはわかりませんが、「陛下ありがとう・・・・」と言ったあの気持ちを忘れずに1日1日を大切にしたいと思う自分がここに居ます。



平成4

あまりにも悲しいことが多すぎた平成という時代。
定職に就かず、不安定な生活を自らしょい込んでいる若者たち。
聞けば若者でも様々な詐欺被害に遭い苦しんでいる人がとんでもなく多いと聞きます。
せめて私の周りの若者だけにはそうした被害に遭わないようにと祈るのみですが、どうしても儲け話には乗ってしまうらしいですね。
簡単に儲けられる話など「絶対」と言って良いくらいありません。
でも、その被害に遭って苦しんでいるのですが、救いようがないほどの大金の返済に苦しみ悶えているんですね。
これが平成の時代という姿でもありました。

日本には、四季の美しさに負けない「心の美しさ」があります。
私のところにいろんな話(事業)が舞い込んで来ますが、基本商売で儲けようとしたら長続きしないことを悟ります。
つまり、金儲けに心が奪われ本当に大切な何かを失ってしまうということです。
何かがヒットすれば我も我もと真似をする。  多くの危険が含まれていることを当人は知りません。

私は昨年、一大決心をしました。
ヘルニアで歩けなくなり手術をしたときです。  手術は成功し痛みは消えたものの4ケ月近く歩かなかった(歩けなかった)後遺症は半端ではありませんでした。
そこで決心をしたのが、「運転免許証」の返納です。
まだこの年齢で・・・・と多くの仲間に驚かれました。 しかし、返納したことで、百に一ついや千にひとつ、私から事故を起こすことは無いということです。 

人それぞれ生き方があり、どれが正しいかはおそらく全て結果論でしょう。
心の持ち方で私は安心を得ました。  素敵な季節を収める(カメラ)のも電車だと本当に楽です。
穏やかな気持ちで被写体を観るとまた違った美しさに出会えます。

日本舞踊もそうですが、心で踊れるようになったらしめたものです。
大きく変化する時代についていけない・・・・などと心配することは何一つありません。
どんなに便利なものを手にしても、それを心で使えないとしたらなんの値打ちも無いと思って良いでしょう。

桜のシーズンに、会社の観桜会で新人に席取りを頼むのはパワハラだとかなんだかんだで上司が若い社員に気をつかっている等のニュースを本当に多く目にします。
確かに、会場の席取りを新人がやらなければいけない道理もすじもありません。 しかし、新人も「私がやります・・・」といった光景があってなんの問題もありません。
自主性や少しでも1日でも早く仕事に職場に慣れたいと思えばやることは山ほどあります。

相手を思いやる大切さは、なにも先輩や上司が新人にではありません。
それに気づけない若者(しんじん)は決して包容力のある先輩にはなれません。
楽しむことに上も下もありません。  誰彼問わず「感謝」の心や「思いやる優しさ」があればなんの問題もないのです。

どんなに時代が変わっても、春になればふきのとうが芽を出し桜が人々の心を開いてくれます。


平成5

「令和」と命名した経緯にもっとも日本らしい「万葉集」からとありました。
庭で梅に興ずる様はみなさんどう捉えているのでしょうか!?

自然の美しさはこうして写真にも収められます。

ペンで文字をなぞらなければ「漢字」も忘れてしまいます。

「おはようございます」を「オッハー」で良い訳がありません。
何か言えば若者が反発する・・・とか、「古いね~・・・・」とからしいけど大間違いです。

今はそれを流れとして(流行)なにか勘違いしたおしゃれ感覚でいるのでしょうが、このままだと令和が終るころは日本が失くなっているように思います。
知っての通り、日本の大切な建造物を中国人が買いあさっている現実を知っていますか!?
金の為に日本を売っているようなものです。
中国の人が悪いなどと言っていません。 しかし、日本人と中国人では心の持ち方が違うことをしっかり承知しておくべきです。

確かに、平成という時代は日本は戦争に巻き込まれることはありませんでした。
しかし、世の中「企業戦争」にみるように「心の戦争」に巻き込まれている若者のなんと多いこと。

日本がおかしくなってからでは遅いと思いませんか!?
少しずつ蝕まれていっていることを知らなすぎますね。


平成1

先日、平成最後の満月を観ました。
心にしっかり留め置いておこうと思いましたが、まるで感傷に浸るように平成最後平成最後に見方も変わっていたようです。

平成最後より、新しい令和(じだい)を語らないといけませんね。

いつも言うように、便利に流されないようにしないと間違いなく日本がダメになってしまいますよ。

丁度平成の中間くらいに日本舞踊教室の在り方を考えていました。
しっかり地に足を着け、日本舞踊にふさわしい教室にと今まで頑張って来ました。

まだまだやることだらけですが、これからの令和の時代こそ心乱さず日本人に最もふさわしい教室の運営にさらに力を注ぎたいと思っています。
これまでに出会ったこともない、日本人として誇りに思える素晴らしい日本舞踊の指導者「波島陽子」を支えながら後世に語れる教室の確立を目指したいと思っております。

幸せなことに、不思議なことに、みなさん若いのに素晴らしい若者に囲まれているこの現実。 それだけに日本舞踊を通してしっかり日本の伝統・文化を継承しつづける必要を強く感じています。
一人でも多くの若者が喜んでくれたら本望です。

平成よありがとう。 思い出は尽きませんが振り返っている暇はありません。
自然の美しさに負けない「日本人の心」を花咲かせ続けたいと思いながら令和を迎えたいと思っています。







プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード