日本舞踊の楽しさ
今年も猛暑の中、若者たちはよく頑張ってくれました。
現在、夏の甲子園が熱闘を繰り広げているだけに、各中学校から選ばれた生徒よ頑張れって感じですね。
実際にお稽古してみると、「ああ!この子日本舞踊をやった方がいいのに・・・・!」と思える女生徒が3~4人いるから不思議です。やはり日本人なんだな~と喜べる瞬間でもありますね。
若いだけに笑顔が花を添えるように美しくゆかたもとってもよく似合います。初めての人には相当戸惑ったことでしょう。特に男子生徒は最初「えっ!これやるの・・・・」って感じだったと思う。
しかし、実に素直です。この素直さこそが日本舞踊を更に美しくしてくれています。
群舞と言って、17名の初心者をまとめることは至難な業です。 今年で11年連続となった日本舞踊の指導ですが、つまり187名の生徒に出会ったことになるんですね。これまた凄いことです。
今年は波島教室のお弟子さんが1名親善大使に選ばれた関係で見せ場を・・・とも思いましたが、それに負けじと上達した生徒さんたちを褒めてあげたいですね。
デンマークで、何度か披露するこの日本舞踊。 きっと現地のみなさんは大喜びすることでしょう。
追求したらきりがありませんが、まあまあ揃うようになりました。
文化交流の一環として行われている国際交流。 引率の諸先生も大変でしょうが是非有意義な時間が過ごせ、満面の笑みで帰国することをスタッフ一同待っていますよ。
17名がそれぞれ波島陽子先生の手を握って、「こんな気持ちで行ってきます」の言葉を伝えてお開きとなりました。
波島の目頭が熱くなっているのが伝わってきました。その気持ちが大切なんですね。
今年も素晴らしい務めが果たせたように思います。
生徒諸君も、引率の先生、先生のお弟子さん、そしてなにより波島陽子先生、本当にお疲れ様でした。