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 湯沢湯乃華芸妓にふれて

撮影日記

撮影には新緑と秋がとっても似合いますね。 秋とは言えまだまだ夏日を記録するという異常気象つづきですが、季節は楽しみたいものです。

私はときどきお弟子さんを連れて写真を撮ってあげますが、日本舞踊を習っていてのその姿はいつもながらに実に素晴らしい。
AIが・・・などと言われている昨今(じだい)ですが、特に若者がお着物を好んでくれることは実に嬉しいですね。

しぐさ・・・とか振る舞い。 やはり日本舞踊を習ったものにしか醸し出せない魅力があります。

五月の中旬に私は波島の故郷湯沢市(秋田県)に行ってきました。 地域振興に少しでも役立てばと市内で芸妓活動を興した熱血漢に会いに行って来たのです。

打合せが終わった夜、「是非一度うちの芸舞妓をみて欲しい・・・」とお座敷に招かれました。

いつだったか私はお座敷遊びを音楽家の山本直純先生に教えて頂いたお話をしたことがあると思います。
一般的に「芸者遊び」という人もいますが、知識のない若いころはそう思っていたこともありました。

ところが、実際のそれは実に芸術的で紳士的であることを強烈に学びました。
芸舞妓の修行は半端なく厳しいもので日舞は勿論のこと政治経済・芸術・スポーツ等々相当勉強しないと務まりません。
ご存知のように今はどこにでもコンパニオンというのが居て宴席を盛り上げてくれるようにもなっていますが全く違います。

芸で楽しんで頂く。 だから芸舞妓なんです。

直純先生のお陰で全国のいろんな温泉に行きました。 すべてお座敷遊びが目的でした。今考えたらなんて贅沢な旅だったんだろうと感謝しきれないですね。
今は浅草に住んで、しかも毎日日本舞踊に関わっています。

話しはそこです。 湯沢市で初めてお座敷を見たとき、驚きが2つありました。
それは会場が百年料亭であったこと。 「あるんだ・・・湯沢に!!」

そして見せて頂いた佳つ那さんという芸舞妓の踊りでした。
「えっ!! 」 その驚きは久しぶりの感動でもありました。  凄い!素晴らしい! 美しい!
何よりもそのたたずまいから醸し出る雰囲気は「ここで味わえるのか!?・・・」の驚きだけでしたね。

波島陽子日本舞踊教室にも素敵な女性(生徒・お弟子さん)はたくさんいます。 波島は実はこの湯沢市出身なのです。
そして、この芸妓をまとめている社長こそ根っからの湯沢っ子阿部一人さんでした。

私は波島陽子をプロデュースして13年になろうとしています。  
佳つ那さんの舞いを見終わった瞬間私は阿部さんに言いました。 私の夢を実現したくて。


阿部さんが立ち上げたのが「湯沢湯乃華芸妓」です。
そんな訳で次回からしばらくこの「湯沢湯乃華芸妓」さんを連載してみたいと思います。

湯沢出身の波島は故郷湯沢を出て34年。 ここ湯沢で故郷を守る阿部さんは立ち上げて4年。

ですから、来年は湯沢湯乃華芸妓さんが5周年。 波島陽子が芸能生活35周年です。

故郷を思う2人が手を組む必要があるでしょう。  故郷湯沢のために(燃えました久しぶり!!)

湯沢湯乃華芸妓は浅草に住んでいる私が言うのです素晴らしいと。 日本全国のお座敷を見てきた私が言うのです佳つ那さんは素晴らしいと。私が伺った当日は佳乃華さんという芸妓さんも一緒でしたが実に初々しくて素敵でした。

どこまでご案内できるか分かりませんが、湯沢湯乃華芸妓の魅力をふんだんにご紹介したいと思います。
楽しみにお待ちください。




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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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