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湯沢市ふるさと 応援大使に

 湯沢市ふるさと応援大使を拝命 
 湯沢市川連町出身
波島陽子


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本日、湯沢市役所(秋田県)から一報を頂いたときはびっくりしました。 「昨日(1/9)付けで令和2年の湯沢市ふるさと応援大使に波島先生を任命いたしました」・・・と。

ずっとずっと故郷を思い、ふるさとを愛し続けてきた波島にとって、だからと言って特別なことができる訳でもありませんが、これを機会にまた特別な思い入れでこの1年を過ごすことでしょう。

波島陽子は女剣劇の師「淺香光代」先生に鍛えられ、今日このように活躍しております。
小学校の頃からお芝居が大好きで、将来は舞台女優になりたい・・・・と思い続けて、一度は地元の会社に勤めてはみたもののどうしてもお芝居をしたいと諦めきれず淺香先生の事務所に飛び込んだそうです。今考えると本当になんてラッキーなと思う点がたくさんあります。

昭和の匂いがしばらく続いていた平成最初の頃まではバブルで本当に多くの仕事(ぶたい)に立てたことです。あの当時の女剣劇とは言いますが時代劇フアンならご存知「長谷川伸先生」の作品が殆ど。 その人気は全国に轟き淺香先生を知らない人は居ないくらいな看板役者でした。
芸の厳しさは言うに及ばず、ここで学んだ財産は波島の宝になりましたね。 淺香先生を選んだ波島は正解です。現在、波島を慕って頑張っている女優のたまごがいますが、少しでも先生のそばにいたい・・・と岐阜から上京した者。また浅草に越して来てまで教えを乞いたいと頑張っている者。どこか、若い頃の波島に似ているような気がします。この行動もまた大正解です。本物の芸を身をもって学ぶ。今ではこんな機会はなかなか無いでしょうからね。
そんなお弟子さんに、若い頃を思い出し本気で指導している姿、最近なかなか見ない光景です。そのお弟子さんこそ幸せですね。

平成の初めの頃の波島のどん欲さが分かります。「覚悟」をもって歩き続けた者にしか経験できないことを語り尽くせないほど波島陽子はもっています。
加えて、芸を学べば学ぶほど日本舞踊の重要性を知るわけです。 人生の分かれ目と言っていいくらいな出来事がここでやって来ます。学ぶ日舞の美しさへの追求です。暇をみては、花柳流に西川流にと日舞のお稽古を欠かさず自分磨きに没頭したようです。

舞台は日本全国津々浦々と言いますが、主要都市の大舞台は勿論、全国の舞台を延々と回ったわけですね。
舟木一夫だったり小林幸子だったりその他数えきれないほどの共演の経験も、淺香先生だったから出来たわけですからね。
先生がお元気だったので海外公演も凄かったようです。 本人の努力も勿論のこと、先生に代わって振付けまで。現在、全国の舞踊家さん(新舞踊愛好者)たちからとてつもなく多くの振付作品を求められるのは誰にでも真似の出来ない不思議な美しさを表現できることです。先生が女剣劇の主役を張っていただけに男物作品は更に見事です。

今回、秋田公演(湯沢)を観る観衆のみなさんは淺香光代譲りの素晴らしい舞台を観ることが出来るわけですね。
かっこいいだけでなく品がいい・・・と大絶賛受ける舞踊家はそう居るものではありません。

いつかは・・・・、いつかは・・・・と故郷の舞台に上がりたいはまだまだ先と思っていました。
ご縁を頂いて湯沢湯乃華芸妓のみなさんとご一緒出来る舞台。 頑張っていたからこそこのチャンスに巡り合えたんですね。波島はその魅力を遺憾なく発揮してくれることでしょう。

私が昨年初めて湯乃華芸妓の舞いを目にしたときの感動は今も忘れません。 芸妓さんの不思議な魅力に出会い、即来年一緒に舞台をやりましょうと意気投合しました。
帰って波島に話すとそれは大喜び。 私は思いましたね。 地元湯沢を離れずふるさとの為に頑張る主宰者阿部さんの心根。どこか波島に似ていました。当の波島は江戸は浅草で花開かせていた‥‥。まるでドラマのような話です。


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秋の公演のタイトルを「粋と艶との花舞台」としました。

生粋の江戸っ子を・・・と弁天小僧をやらせても、女鬼龍院をやらせても、愛好者から「ほれぼれしますね・・・・」の連呼。

かと言って柳橋や京都の芸妓を踊らせても実にその振りは美しい。 
芸能生活35年が、故郷湯沢の舞台に立てるとは、「待ってました」の声が今から聞こえそうです。
浅草の公会堂等では何度も舞台に立った波島が今度は湯沢市応援大使としての故郷里帰り公演。

多くの全国各地の振付作品愛好者や、80余名もの浅草教室のお弟子さん・生徒さんが今から秋の公演に向け飛行機の予約をしました等々。家族で行きます・・・の予約。すでにふるさと応援大使として動き始めていました。

本人は至って控えめで謙虚な性格ですからもの静かですが、秋の舞台にかける意気込みはまさに35年の集大成です。
30周年の舞台(浅草公会堂)がそうであったように、舞台を目にしたお客様の興奮が目に浮かぶようです。

観ないと損という言葉がありますが、まさに日本一の新舞踊をお見せすることでしょう。
日本舞踊の舞台ですから、勿論古典物や素晴らしい日本舞踊に大いに酔って頂きたい。 私の演出の集大成にもしたいと思っている舞台です。

ふるさと応援大使なるものを拝命し、本人が一番驚いていることでしょうが、江戸で活躍する波島ならではの応援大使だと思っています。

波島を応援する人の数の多さ!!  楽しみにしていてください。

波島陽子を応援してくださることそのものがふるさと応援大使のように思えてなりません。






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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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