2ntブログ

  心の持ち方でコロナに勝つ

 雲行きが怪しい・・・ でも
雲行きA

この空を眺めながら今回のコロナを通じて「生きる」ことの意味を改めて考えてみた。

先日、私たちを楽しませてくれたあの役者「渡哲也さん」が病に勝てずお盆の最中に息を引き取りました。
人間誰しも寿命のあることを私は子供の頃からしっかり学んで来ました。
家が寺であったことがその大きいな要因ですが、人間生きていれば・・・を本当に多く学びましたね。

「災害は忘れた頃にやってくる・・・」は遠い昔の話になりました。 
特に平成に入ってからは実に顕著です。
記憶どころか全てが最近の出来事のようでどれがいつかなど忘れてしまうほどです。

地下鉄サリン事件で忘れそうになってしまう「阪神淡路大震災」は平成7年でしたね!まるで空爆にあったような町の様子は鮮明に覚えています。6,500人もの犠牲者はどうすることも出来ずガレキの下でその尊い命を失いました。

それから中越地震がありました。
最近では平成23年3月11日に起きた「東日本大震災」。自宅で経験した恐怖はたまたまテレビを点けていたのでその後の様子や震源地等々あの恐ろしい光景を実況とともに知りました。
約16,000人もの犠牲。亡くなった犠牲者の皆さんの悲劇は言葉には言い表せません。人はみな亡くなった凄さを語りますが、私は全てを失ったつまり残されたみなさんの苦しみの方が胸を締め付けられます。
あれから10年が経ったんですね。
決して忘れられない、いや忘れてはならない災害でした。ところが、それからというものまだまだ続いた地震や豪雨災害。日本中がたたきのめされているようで恐怖にさえ感じます。

たかが雨!? もうご存知でしょう!?  
とんでもありません。たかがではありませんね。
近年の豪雨災害での死者や犠牲者も決して軽視できません。

昔風に言えば「神が怒っている」でしょうか!

確か鎌倉時代の中期だったと思いますが、歴史的に有名な出来事のひとつに「蒙古襲来」というのがありました。
モンゴルの軍勢(フビライ)が高麗を拠点に2度も日本を攻めてきたあの事件です。
しかし、2度とも失敗に終わったのはご存知のように「豪雨」でモンゴル軍の船が全滅(沈没)したからでした。

当時はそれを神の力と思っていたから凄い時代でしたね全くの偶然でしたのに。

歴史を辿れば、あの戦争(第二次世界大戦)もそうです。戦後75年と特に今年は大きなニュースとして回顧されていました。
蒙古襲来も日本には凄い「金(きん)」があるとその強奪に動いた訳です。歴史を学ばない者の仕業はあの第二次世界大戦を引き起こし何千万人という尊い命を失った訳です。
私はよく隅田川を散歩したりジョギングしたりで楽しんでいますが、美しい「言問橋」にも悲しすぎる出来事(ドラマ)があったのです。空襲を受けた関東地方。特に台東区や墨田区の住民が命からがらに焼夷弾を避けようとあの隅田川に飛び込んだそうです。
特に言問橋周辺が酷く、終戦後もずっと「言問橋」は見れなかったと言われています。

損得勘定で起きる争い事は悲しいかなこの令和になっても影を潜めることがありません。

先に、モンゴルのお話をしましたが、私も縁あってモンゴルには3~4回行って来ました。まだまだ生活の苦しい人々でいっぱいでしたが、あるご縁でモンゴルに1,000万円分もの衣服を贈呈に行ったのです。
いろいろ学びました。ここで頑張っている若い修行僧のお話も当時聞くことが出来ました。

今、波島陽子日本舞踊教室では多くの外国人観光客が訪れますが、何故日本に来るかの理由に感動しています。
それは、「日本は美しい国だから・・・」の声が圧倒的だからです。

修業僧AA

そう感じる貴方の心が美しい。 観光客の皆さんに接して十余年、殆どが日本の美しさに触れたくてやってくるのです。
その観光客を少しでも取り込もうとその争奪戦は終わることを知らず、とうとうこのコロナ騒動でそうしたみなさんは現在相当な苦しみの中でもがいています。
それだけに外国人が商売になっていたということでしょう!足元を良く見直す機会のような気がします。

戦争(あらそい)が引き起こす悲劇はまだまだ世界中後を絶ちません。香港の問題などその典型です。
自分の得になることが最優先!!世界の平和など表向きな話。
ネット社会に洗脳された若者がこれからの日本を支えてゆく。 怖い世の中になりました。

心が豊かであれば争い事は決して起きません。 
喜びも苦しみも共有でき支え合える時代を築くためにも多くの災害で苦しんでいる人々の心に寄り添って更に本物の日本を築いていって欲しいですね。

それでなくてもこのコロナ騒動で日本中が疲弊しきっています。 ある県内では感染家族への誹謗中傷が激しく、一家離散したり夜逃げをしたりが実際に起きていると聞きました。
もっと人として優しくあってほしい。

生きていれば何があっても良いことに巡り合えます。いつ何が起きてもおかしくない時世だからこそ人に優しく思いやりにあふれるような人間であって欲しいと願わずにはおられません。

ある人が嬉しい言葉をくれました。
「日本舞踊は心の保険です」と。
波島教室に通う生徒の皆さんを見ていて本当にそう思います。勿論指導者次第ですが、国も会社も家族もそのトップの心がけでどうにでもなるということはハッキリと証明されています。

神頼みをしなくても爆雷や豪雨、台風や地震はいつでもやってきます。いつ何が起きても決しておかしくない昨今、動じない優しさと思いやりの中でこの難局を乗り越えていきましょう。

今日は私の誕生日でした。
自分自身更に驕ることなく、次世代の若者の為に昭和の良いところを伝えて行こうと綴りました。

コロナの収束こそ心の問題です。








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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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