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 一人旅

一人旅A

今やGo To Travelと言って景気回復に必死な状況ですがご存知のようにままならない・・・!!
コロナというとんでみない出来事に世界中が完全におかしくなっている。

日が経つにつれて「食事に行きたい・・・」、「カラオケに行きたい・・・」、「映画を観たい・・・」
私がカラオケに行ったのは今年元旦の初詣の後でした。その頃、令和2年がこうなるなど誰が予測したでしょう!!あれからもう8ケ月が経ちました。 大きな声が出せないから「声」が失くなってしまうのでは・・・と思えるほど歌っていない。大声で笑い飛ばすことも出来ずにやはりどこかにストレスが溜っているのかも。

波島陽子日本舞踊教室には多くの生徒さんが通っていますが、必ずと言って良いほど年に1人や2人「海外に行ってきま~す」という若者が居ました。
今では、逃げて帰ってきた人もいます。「ぎりぎり帰国に間に合いました・・・」と。

私も旅行は大好きで最高に訪れたのが京都。最初の修学旅行で訪れてすっかりとりこになってからもう30回くらいは大好きな古都の四季を満喫して来ました。
次に多いのが沖縄でした。若かったんですね、海が大好きで沖縄は那覇から辺土名まで全て回りました。
そしてグアムは前述のように・・・。社員旅行は別として一人旅が好きでしたね。
教室に若い女性が一人で海外を旅する驚くほどの行動力のある女性(こ)をみて羨ましかったです。
その彼女はとうとう6~7年ほど前に単身でカナダへ!!  
3年ほど前に永住権を取得し今も元気に福祉の仕事に就いています。私はその彼女をずっと応援していたので今ではすっかり「団長・・・」と呼ばれていますが、「いつか私が波島先生をカナダの舞台に招びます・・・」と嬉しい便り。

昨年の春はずっと教室に通っていた子が高校卒業と同時にこれも単身イギリスの大学で学びたいと出かけました。

妖精を探しにイギリスへ行き、その地の魅力に絆され私も単身でイギリスを旅しました。モンゴルも3~4回ほど。写真はシンガポールの中国街でのひとコマですが、一人旅は本当に不思議な出会いが待っているから好きです。
地元の子供たちの普段に触れることも楽しいひととき・・・・。

この経験は今でも私の財産となっていますが、初めて会社勤めをした頃、レントゲン技師になろうと倉敷市の近くにある水島コンビナートに2ケ月ほど居たことがありましたがここだけは精神的に辛かった(笑)
そもそも私が機械関係なんてとうてい合わないんです。従弟に「X線技師になればいい金取れる・・・」それだけで動いたんですね。無理無理(笑)
あのまま技師になっていたら私の人生は大きく変わっていましたね!!
確かに水島から見える鷲羽山、また瀬戸の海の向こうの四国。時間とともに仕事が嫌で母を思い出してお月さんに話しかける始末!!母に笑われました(笑)

しかし、たった2ケ月しか居なかったのに今でも忘れられない財産として残っているものがあります。
X線の技師と言っても仕事は11:00~15:00まで。
コンビナートのパイプラインの撮影なので雨天は作業なし。
若い時分でしたから体力を持て余して毎日スポーツ選手のような生活!!
そんなある日バーベルを鎖骨に落とし骨折。もう仕事が嫌だ嫌だと思っていたので逃げるように帰京したのです。そのとき、骨折したところに居たのがポーラ化粧品の営業で来ていた女性でした。私より2歳ほど年上のお姉さん。近くの病院も知らないでしょうからと病院を教えてくださりそのまま別れました。
3~4日して療養に専念の名目で帰郷(叔母の家に)。しばらくして御礼のお手紙を出したのがきっかけで今から20年ほど前まで手紙のやりとりは続きました。
何年かして田舎に帰り事業を立ち上げてから、お中元にとわざわざ岡山から化粧品を何度も何回も買いましたかね。
その後再び上京を機にいつの間にか生きることに懸命な時期が続き自然と音信不通になりました。

考えてみるとこの二度目の上京が人生最初の一人旅だったかもしれません。

一人旅で得る財産はとても大きなものがあります。
家族で行くのも、私が恒例としていた社員旅行での旅も形は様々です。それでも旅は人を育てます。私が物知りなのもこの旅は大きな影響を受けています。

コロナ禍の中で、今はどこにも行けません。交通網はこんなに便利でもまだまだ快く旅の出来ない状況。
九州の知り合いに、愛媛の先生に、菅官房長官が総理大臣になればお祝いに秋田へ・・・と思っても今はその時期でないことにやはり言いようのないストレスが溜ります。

おそらく、来年の春に収束をみるかどうか・・・・といったら結局1年間身動きのとれない年だということですね。
例えば九州の人吉のように、地震だ洪水だコロナだ・・・とまるで三重苦のような地域もある訳です。

今度の一人旅はいつか人吉にでも行ってみたいですね。
負けずに頑張って欲しいと思います。

親を亡くし子供たちを亡くし、悲しい一人旅をすることのないよう災害の無い国を願わずにはいられません。

旅も楽しいから出かけたいのです。

プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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