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  心の春の素晴らしさ

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若い頃は夏が大好き人間でしたが、この頃は春に芽を吹く光景に心奪われます。
故郷はまだ大雪になるかも・・・・などと流れるニュースに「ゆきぐにか・・・」とすっかり懐かしくなっています。

都内ではなかなか観ることの出来ない自然の美しさ。
少年時代は木に登り川で泳ぎ畑や田んぼが相手の遊び場。それは大自然との共同生活でもありました。
雪が解けたら何になる・・・の問いに「水です・・・・」と答えた思い出。大人になって「春になる」ことを実感します。それは生活と直接闘うのは大人だからですね。子供たちは今でもきっと雪が降れば大喜びでしょう。それは生活の大変さを知らないからです。

昔々、田中角栄氏が新潟の雪を関東に送ろう・・・・と群馬県との県境のあの山を削ろうとした話しは有名な逸話です。あの山があるから新潟は雪が多いんだ・・・と。それほど雪国の生活は過酷だったんです。
時代が変わり、新潟にも真冬に車が通る時代がやってきました。その頃から少しずつ人間関係がギスギスし始めたんですね。それまではみんな助け合うことが当たり前で町内の団結力は素晴らしいものがありました。

便利が人の心を変える!まさにその起点だったのかも知れない気がします。
それが、平成になってそれどころではありません。

ネットが普及し、今やスマホを持たない人は居ません。心ではなく、ゲーム間隔での人間関係!「あ~嫌だ嫌だ・・・」と私もすっかり昭和人間です。
しかし、昭和が古いんでしょうか!?心が通じ合い、心で仕事をした時代の功績は大きいと思う。便利はあの日本独特の接客販売のデパートの存在を失くしてしまいました。三越の包装紙で届いた贈物に感動したものです。

こんな話しは今や若者にはおとぎ話なのかも知れませんね。木の上で蜂にさされた子供時代。大自然の中で育った私は素晴らしい時代で良かったと思っています。

雪が解けたらこんな風景(写真)に出会える。春だな~・・・と心が躍ったものです。








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