幸せ探しの部屋

さあ！いろんな事例を話しましたがどうでしょうか？　社長だからではありません。人みな同じです。敢えて経営者の動向を採りあげましたが、いかに相手を思いやる心が大切か分かったと思います。当時、私は誰にでもその社長を男にしてやるんだと意気込んで話していました。
立派な会社にするために、社長には人として大きくなって頂きたかった。がむしゃらに４年ほど努めましたが、無理と判断せざるを得ませんでした。悩んで悩んで辞めていった社員も何人もいました。私も、これからの人生をその社長に捧げようとしたくらいです。でも、彼には通じませんでした。
これから、家庭を築こうとする人に、何が大切かを伝え続けることがどんなに私の役割であるかを悟ったのです。できれば、みなさんが幸せであって欲しい。あなたのお子さんが、両親が貴方たちで良かったと言ってもらえるような生き方を知って欲しいから綴っています。
あの頃こうしておけば良かったではなく、今なら間に合います。すでに凝り固まった年配ではないでしょうから！　そして、夫婦が向き合って楽しい家庭生活を築いて頂きたい。　すでに結婚した人なら経験していて分かるでしょうが、結婚前と実際に結婚生活をおくってみると、思っていたこととの違いに驚いたり、ときにはこんなはずではなかったと離婚すら考えることがあったでしょう。
中には、理想的な温かい家庭生活を送っている人もいるんだということを考えなければいけませんね。少子化は、決して社会や政治の責任ではなく、解決方法は温かい家庭生活にあるということを。
もし、仲良く生活しているのに、子どは家計のやりくりの苦しさで一人しか等と考えているのであれば、考え方を変えれば良いのです。夫婦に大切な愛情や絆があれば頑張って子供を増やしてください。そうした心の貴方たちなら必ずなんとかなります。貧乏で貧乏でと10人もの大家族のドキュメントを見たことありませんか？そこまでではないにしても、３人ならと思いませんか？
よく、甲斐性がある、ないと言いますが、勿論結婚する相手によっても大きな経済力の違いはあると思います。ですから、少しでも素晴らしい人との出会いに恵まれるよう、その心づくりのお手伝いをしているのです。何にも努力しない者が一攫千金を得ても、正しい使い方を知らず不幸になった例はたくさんあります。
宝くじが当たっただけで結末は殺害されたなんてニュースも最近ありました。人間ほど勝手な動物はいないと嘆きたくもなりますが、被害者側にも十分注意しなければならなかった要素があったのです。（つづく）

■　人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
■　【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。（毎日掲載しています）