幸せ探しの部屋

経験ありますか？　本当に恐いですよ！　大阪の人は比較的電車乗り場で並ばないことは知っていました。大阪の友人や取引先の人の話を聞くと「そうかも知れないね！」の答えが返ってきます。
勿論それが全てなんて思っていませんが、相手の恐怖心を煽ってどうするつもりなんでしょうね。60～80kmでの走行中ですから殺人行為と言っても良いでしょう。
相手に対する思いやりよりも、自分が、自分が、ということなんだと思います。「人はハンドルを握ると性格が変わる」と言われますが、それは違います。突然性格が変わるなんてことはあり得ません。もともと、潜在的に持っている性格なんです。ニュースに報じられる最近の悲惨な殺人事件も同じです。
金に困って他人（ひと）の物（金）を奪う？　生活が苦しくて、貧乏で貧乏でと死ぬほど困っても、他人の金に手を着けたり奪ったりなんて出来ない人の方が多いはずです。それが心ある人間の在り方なんです。
以前、新婚さんが（男性）女子寮に押し入って、下着を盗んで現行犯で逮捕されたという話をしました。結婚した新妻は、自分の伴侶がそういう人間だなんてよもや知らなかったと思います。
いろんな事件で、「魔がさした」と答える人が時々居ますが、魔がさした？そうでしょうか？　殺人事件が起きても、弁護する側が精神状況をもって罪の軽減を訴えますが、基本的にはとんでもない話です。
精神異常であったとすれば、その人がどこで何をするか分からないと言うことになります。この場合の弁護団の心の中を本気で知りたいと思う。簡単な方法があります。もし、弁護士の家族が同じ被害に遭ったとしても、精神異常だからと許すのでしょうか？　本当のことが分からないギリギリの事件だって存在するでしょう！
残念ながら、相手が分かりませんね！分からないことの方が多いかもしれません。
しかし、誰でも、今からでも遅くはありません。相手を想う、相手を敬う、感謝の心を持つことを学んでみたらどうでしょうか？キッカケはともかく、本当はこうしたことは人に言われてするものではありませんが、心の温かみを学び、経験することは決して悪いことではありません。
ほんの少しのことでも、「ありがとう」が言える心があれば、これが優しさとなって相手を労わったりできるのです。
昔、「恍惚の人」を見た若者が、映画館を出るときに、祖父に対して信じられないほど優しい態度でと話したことがありますが、「学ぶ」「体験する」といった「知る」ことがどんなに大切かを説きたかったのです。
自らが選ぶ伴侶に対し、誰よりも優しくなければ、幸せな人生になど決して巡り合えるものではありません。（つづく）

■　人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
■　【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。（毎日掲載しています）