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 親の愛に育まれ 2

挫折や失敗を恐れずに自分を信じて突き進むことで、必ず新たな自分が再生し別のことに挑戦できる機会に恵まれます。何故なら、あなたにはあなたにしか出来ない素晴らしいことが必ずあるからです。
核心に触れますと「親の愛情」もとてつもなくあなたの人生に大きな影響を与えています。よく、放任主義って言いますが、これも二つのパターンがありますね。
一つは全くの放任です。考えようによっては無責任の範疇に入る内容を意味します。これは考えものですね。
もうひとつは、子供の特性を生かしながら良い芽を伸ばす意味での放任です。つまり自由にやらせている部類ですね。もっと言葉を変えて言えば伸び伸びと育てるということです。
私の親戚に、父親が通産省の重要なポストに就いていた叔父がいました。もうだいぶ前に亡くなりましたので事例としてお話しますが。叔父は昔の人間ですが、勉強をし東大を卒業し通産省ではトップクラスにまで登りつめました。ですから、息子にはどうしても東大にでけは合格させたかったのです。
来る日も来る日も勉強勉強で、私たち親戚内でも厳しく映りましたね。ところがです、受験しても受験しても不合格。結局7回トライしましたが全て失敗。その間に弟は別の国立大学に合格。
彼は結局高卒という学歴に終わったのです。両親のショックは子供心ながら覚えています。それから彼は進学を諦め親元を離れて別な道を歩み始めました。
小学生の頃から東大に行くんだとの期待からか、性格もどちらかと言うと柔らかさのない少し面倒な大人へと成長したのです。勿論、親がその後長男の歩く道に口をはさむことはありませんでした。
息子が自分の意思で何かを考える余裕がなかった例ですが難しい問題ですね。親の夢が大きな期待過多となった例と思いますがきっと道は他にもあったように思います。
東大に合格しなかったから、親の夢が破れその後は放任?違うように思います。波乱万丈の人生を送った息子も60歳を過ぎたころ息を引き取りました。
そうかと思えば親が資産家であったり、会社の社長であったりの息子たちの人生もその影響があって様々です。私が言いたいのは、どんな環境でも良いのです。つまり子供を思う愛情いっぱいに育った子供が大事ということです。人間味に溢れ気持ちが優しく心豊かな人間へと影響を与えて欲しいのです。
性格で言えば、暗いより明るい方が良い。そう言うことなんです。いきなり適齢期になって性格は変わりません。親の愛に育まれた期間等であまりにも影響が大きいですから!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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