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 朝青龍に学ぶ 【自業自得】

ここで、東京都知事の朝青龍問題について、定例会見でのコメントを紹介しましょう。
これはスポーツ報知(2010年2月6日)20面に掲載された文面そのままです。
石原都知事が朝青龍関と日本相撲協会を痛烈批判した。「横綱の問題は、日本相撲協会の体質にありますよ。ドル箱に手をつけられなかった(協会の)商業主義、拝金主義というかね。文化は文化としての様式があります」。終始、強い口調で今回の騒動を「自業自得だ」とまで吐き捨てた。
大相撲のフアンだったという石原氏には、苦い思い出がある。1963年の秋場所で、4場所休場していた横綱の柏戸が千秋楽で横綱の大鵬を破り、全勝優勝。当時、売れっ子作家だった石原氏はこの取り組みを、新聞のコラムで「協会によるハ百長」などと書き、相撲協会との間で大問題に発展したことがある。
騒動の渦中にいた石原氏は「相当怖い思いもした」と苦笑するが、同じ作家で横綱審議委員会の委員長も務めた舟橋聖一さん(亨年72歳)からはこんなアドバイスを受けたという。「石原君、自重してくれ、と。大男ってのは、体が大きくて変に自信を見せるけど、こっけいなところがある。しかし、そういう連中にも、一種の『ものの哀れ』というのがある」。その後は、横綱審議委員会への就任を2階も受けるも「もうこりごりだ」と拒否。
しかし一連の騒動を前に国技への想いは隠し切れなかった。「ただ強いというだけで、文化の様式を壊すならさっさと辞めてもらったほうがいい。日本の様式を否定する人間が強いというだけでまかり通って、日本から一目おかれるのは、やりきれないし、かなわない」。
日本人としてさみしさを感じたという石原氏は、様式美を守り、相撲協会を改革する必要性を訴えた。

どうでしょうか?思いはまったく私も同じであり、私が綴ってきた通りを語っています。
今回の朝青龍問題を今の若者がどう考えているか聞いてみたいと言いましたが、プロレスやK1に魅かれている若者を見ると、土俵で相手を倒しガッツポーズする朝青龍に一喜一憂し拍手を送っているんでしょうか?
そうだとしたら、日本の文化や伝統を誰が守り育ててゆくんでしょうか? 怖くもあり寂しいですね。
日本人として、誇りと自信をもって歩んでいくとしたら、やはり素晴らしい心も持ち方をもう一度学び直すことも大切に思います。
若者が、結婚をし家庭に入ったら分かります。新しいことに勿論素晴らしいことは沢山あります。しかし、もともと日本人なのです。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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