2ntブログ

 高橋大輔 銅は金と同じと書く

オリンピックを通して学ぶことが本当にたくさんありますね!何よりも日本人選手のメダルは勇気を与え、日本中が元気になります。不思議な魔力のような気がします。勿論、メダルが全てではありませんが、それでもメダルの効果は抜群です。一流に習えと言う意味でそのマイナスやプラスの中でスノーボード日本代表國母選手の話も引き合いに出しました。
昨日のテレビに、元横綱朝青龍のマネージャーが出演をし、今回の騒動についてこんな話をしていました。元マネージャーは平成15年・16年頃の2年間だけだったそうですが、こうした批判内容は自分も含め彼に接していた大人達が悪いと言っていたのが印象的でした。
あまりの早い出世に、指導がついていかなかったとか。もっと日本のしきたりや文化・伝統なるもの、そして何よりも相撲道とは何かをはっきり知らせる(教育)べきであったと。
確かに、部屋の親方、協会、支持者等々、その役割と責任、そして影響は大きかったと思います。これは家庭生活においても同じでしょう。國母選手にしても両親の責任は大きいと思う。しかし、「教育はした。指導や注意はしました」と皆さんは必ず言います。
本人が脚光を浴びているときは、みな錯覚の中でそうした責任がいつの間にか消え隠れしてしまうのです。それが証拠には、きちっとした若者だって現実にはたくさんいます。今回フィギャースケートで日本人男子史上初の銅メダルを獲得した高橋大輔選手は、両親ともう6年も食事を一緒にしていないそうです。
子供の頃は祖父や祖母に育てられたそうですが、前にお話をした愛情についてとまったく同じでしたね。もしかすると両親に育てられるよりも祖父や祖母に育てられた方が心の優しい思いやりのある子に育つと。
そうした下地がきっとあったからこそ人間としてもひと回りもふた回りも大きくなれたのではないかと。大手術をし、想像では考えられない期間に甦った今回のドラマの主人公を演じた訳ですが、それさえ日本中に感動と勇気を与えた素晴らしいものでした。決してひいき目ではなく、全体の演技を見て思うに今回の中で、高橋選手が一番素晴らしかったと思いました。いろんな人と話しましたが皆さん同じ意見でしたね。そしてみんなが言ってました。銅は金と同じと書くんだよ・・・と。
国民の全員がオリンピックに出れる訳ではありません。あなたは、あなたにしかない素晴らしい何かを持っているはずです。自分を信じ、素晴らしいドラマを参考にしながら自分磨きの参考にしてください。競技終了後のインタビュー等も本人でしか話せない、まるで講演を聴いているような素晴らしい感想に巡り会えました。
江戸時代中期の大名だったと思いますが、上杉鷹山(うえすぎようざん)の名言があります。
「なせばなる、なさねばならぬ何事も、なさぬは人のなさぬなりけり・・・」と。言い訳をする前に、まずやってみて欲しいのです。出来ないのは殆ど自分の責任(せい)だと分かるから!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード