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 歴史が自分を育てる 2

なかなか映像では目に出来ませんが、万博会場の上海で極普通に男女に関係なく外へ「パジャマ姿」で買い物等まだまだ平然とその状況が続いています。国や万博関係者の指導は一生懸命行われているようですが元々の心つまり考え方が変わっていない訳だからそれが正しいか否かすら判断できないでいる国民が多いようです。
大きく言えばそれも中国の文化です。
「マナー向上」、特に万博のような国際的イベントでは中国当局も頭を抱えていることでしょう。北京五輪のときもそうでした。こうした大イベントを機に変わろうとしていることも良く理解できます。
そう考えて見ると日本の文化はマナーそのもののような気もします。マナーとはと言われてみなさんがどう答えるかは分かりませんが、基本的には「美しさ」を指すことだと思って良いと思います。つまり、この美しさが心の持ち方にあることを日本は歴史が証明しています。日本人としての国民性と言っても良い素晴らしい文化に歴史があるということです。
「相手を思いやる心」「おもてなしの心」「謙虚さを秘めた心」「感謝する心」「そっと添える笑顔」それらが美しく表現されてこそマナーだと思うのです。
そう考えるとこれだけ発展途上にある中国をどう見ますか?日本人は基本的にもっともっと自信を持つべきです。こうして自信を持てる日本人でありながら日本の歴史に無関心で知らない人(若者)が多いのではないでしょうか?
現在浅草で日本舞踊を教えている波島陽子先生の生徒さんに触れると心から嬉しくもあり感激します。生徒さんの平均年齢は約24歳位ですがここに習いに来ている生徒さんがまさに共通した目的を持っています。
「日本人なのに日本の素晴らしい文化を知らなすぎる」
「着物が着れるようになりたい」
「日本舞踊を習うことでしぐさやふるまいを学びたい」
「着物で美しさを表現できるようになりたい」
生徒さんは1回も休むことなく会場周辺は勿論ですが横浜・八王子・大宮・松戸等遠方からも通って一生懸命だそうです。先生のところだけで40人近くのこうした生徒さんがいるんですからやはり日本も捨てたものじゃないと思います。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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