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 心の詩 (童謡) 16

叱られて    作詞 清水かつら 作曲 弘田龍太郎

叱られて 叱られて
あの子は町まで お使いに
この子はぼうやを ねんねしな
ゆうべさみしい 村はずれ
こんときつねが なきゃせぬか

叱られて 叱られて
口にはださねど めになみだ
ふたりのお里は あの山を
越えてあなたの 花の村
ほんに花見は いつのこと

「叱られて・・・あの子は町までお使いに・・・」どうして叱られたのだろう?どうして泣きながらお使いに行かなければならなかったのだろうか?ずっと思っていました。
この作品は大正時代に作られたそうですからそれがどこであっても山を越え川を渡りは想像つきます。
こんときつねが泣きゃせぬか・・・と周りの風景も思い浮かべることができますね!子供ながらに不安であったり怖かったりまで伝わってきます。
個人的には何故か私の一番好きな作品です。素朴な自然や生活、人情、子供たちの姿をこんな風に捉えた作者の名作ではないでしょうか。本当に日本人の心の原風景が見えてくるようですね。
この唄を歌うとどうしても優しく歌ってみよう静かに歌ってみようと思います。つまり何か自分で想像した世界に入り込んでドラマの主人公になったように歌いたくなるのです。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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