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 躍動感ある人生 1

役者志望の若者と一緒に剣術かむゐの道場を覗いてきました。彼は現在モデルをやっていて、やはり日本舞踊や殺陣が出来ないとと波島舞踊教室の門をたたいた者(ひと)です。
身長185cmはやはり高いですね。殺陣の稽古場での彼の瞳はらんらんと輝いていて師匠の動きに相当感動し興奮していました。基本をしっかり身につけたいとする姿勢が彼を動かしているんでしょうが目的をもった若者は清々しくっていいですね。
先般勢いが大事っていう話をしましたが、この勢いというのは様々にその道の基本がしっかりしていて、個人であっても企業団体等であってもそれが認められるまでになったり安定した力が維持できてくると勢いに変わっていくのです。若いうちはそれが躍動感となり人を惹きつけていく。
ところが、この躍動感は決して若者だけにあるものではありません。いくつになっても夢や目標に向かうそうした心が知らず知らずのうちに躍動感となるのです。 私が知っているご年配の人でも本当にはつらつとした躍動感を感じさせる人がいます。 これこそ心の持ち方がそうさせているんだと思いますね。
それが証拠には現代の現在の若者の中にまったくしょぼくれてしおれてしまっているような若者を見ることがあります。若いから躍動感に繋がるわけではありませんが、実際にはやはり若者の行動力には段々叶わなくなってしまう時期って来るのです。
この躍動感のあるときにいかに素晴らしい師に出会えるか、これもその人その人によって大きく異なりますが良き先輩良き上司、良き指導者に出会えることはその人にとって大きく羽ばたける財産なのです。
私も縁があって多くの若者にこうして出会いますが、その若者の夢を応援しようと純粋な気持ちでぶつかって行っても中には意外と礼儀を知らず損をする若者に出会うこともあります。
人間が一番大切にしなければならない感謝の気持ちや思いやり等はそうした中でとてもよく見えます。
ここに指導が必要になってくるんだな~と。しかし、そこが一番難しい部分でもあることを多くの大人達も感じているのではないでしょうか? 張り合いという言葉がありますが、「打てど響かず」「のれんに腕押し」的な相手に出会ったときです。
私も5~6年前に一人の女性の就職のお世話をさせて頂いたことがありました。紹介するということは私を信用して雇ってくれるわけですが彼女から正式にきちっとお礼を言われたことがないのです。勿論それを求めている訳ではありません。会社を批判して辞めたのですが、そうなると本当にどっちが正しかったのか分からなくなってしまいますね。感謝の気持ちがないからそうなる訳ですがまして既婚者です。本当に躍動感のある人はやはり礼儀もわきまえているはずです。
モデルの彼もまだまだ若い。感謝の心や思いやる気持ちそれ等が礼儀となるよう接することができればと思います。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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