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 適齢期 8

人を好きになることは自由です。少ない例でしたが「周りの助け」がなくて幸せになれるということも難しいことです。感謝の気持ちがあって、相手を想いやることができればまた違った結果があったと思われるケースは少なくありません。
何でもかんでも自分でできるなどと思うことは思いあがりなんです。仕事をキャンセルする。生涯に一度、死ぬか生きるかの瀬戸際ならいざ知らず相手に迷惑をかけるなど言語道断でしょう。それすら分からない盲目同士が決して幸せになどなれません。深い関係になり、別れることは辛かったことでしょう。相手の男性もそうした状況が判断できずに放送本番時彼女(歌手)に会ったということは軽率以上に多くを指摘されても仕方のないことです。
歌のうまい新人でしたから事務所としては大きなショックと大損失に頭を抱えていたに違いありません。その後再起の機会を与えられ、曲にも恵まれ多くの歌謡番組に顔を出すようになりました。それは彼女の力ではありません。事務所の社長やスタッフ関係者のおかげなんです。ですから歌手を続けていくのであれば、迷惑をかけた多くの皆さんの気持ちをしっかり汲んで新たに自分の人生を切り開いて欲しいと祈りました。特殊な例かもしれませんが、彼女の場合の適齢期はず~っと後だったように思います。遊びたい、お金が欲しい、彼女(彼氏)が欲しい、車が欲しい、習い事もしたい。しかし、今一番先にやらなければならないことを知るべきです。
例えば甲子園に出場しベスト8くらいに入ろうと思えば犠牲にすること犠牲になることも計り知れないでしょう。オリンピックを目指すようなアスリートが記録に挑戦するために励んでいるときは一体どうしているんだと思いますか?恋は封印?
歌でもお芝居でも、科学者でも銀行員でも、運転手でも営業マンでも、何でもいいです。何かに打ち込むことを見つけてください。自分には誰にも負けないこれがある、と言える励める対象をつくることです。それは大地を耕す農家でもいいです。どれもこれも素晴らしい職業であり趣味です。
また、素晴らしい人生を「歌」という花舞台で築きあげてきた歌手生活をメチャクチャにしてしまったマネージャー(元夫)。世の中にはそういう輩もいるんですよ。入りこまれた本人にも隙が無かった訳ではありません。インスピレーションというと聞こえが良いですが、その出会いでうまくいった例もあります。しかしこれもごくわずかです。
臆病になる必要はありませんが、決して簡単にことを進めないでください。世の中があまりの変わり様ですが、人の心の持ち方はどんな時代になってもある法則があります。
いろんな事例をたくさん話したのちにそれ等もまとめてみたいと思います。【挨拶の仕方】、【感謝の気持ちの抱き方】、【ものの考え方】等々を後でまとめますが、その法則を見る前に様々なケースを知って欲しいと思っています。結果だけ見て良いとこ取りをするようではそもそもそこが間違っています。
「目の中に入れても痛くないほどの育て方をしたお嬢さんを何も出来ないお前が持って行くな!」と何度思ったことか?もっと相手(ひと)を大切にして欲しい。

 人名、会社名等(著名人は除く)は全て仮名にさせて頂いておりますが
   内容は全て実体験であり本当にあったお話です。
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岡部俊雄

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