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 江畑幸子 (超新星の出現)

12番が強烈なスパイクを放つ!今や日本を代表するエースに成長した木村沙織だ。現在日本で行われているバレーボール女子世界選手権。期待されていた大山はその名も消してしまった。日本のエース栗原恵はケガから復帰したものの殆どベンチを温めている。主将の荒木もコートを見守っている。
全て日本の行く末は12番にかかっていると言っても過言ではなかったのだ。ところがいざふたを開けるとそこには素晴らしいニュージャパン「火の鳥ニッポン」が立っていた。
中でも秋田県出身の14番は世界のコートで大暴れ!「江畑幸子」の登場だ。右に左に飛びまわりバックアタックなどはまるで漫画を見ているようだ。今ニッポンで一番得点しているのがこのエバタ14番だ。
顔も漫画の主人公のような愛らしい笑顔で日本中を魅了させている。それにしてもとんでもない救世主が現れたものだ。エース木村沙織の陰が薄くなるほどの活躍に新聞やテレビ局も慌てて「江畑」を取材しているようだ。2日ほど前に21歳になったばかりのニッポン最年少エースの誕生。
井上も山口もベテラン山本(旧姓大友)愛もコート狭しと動き廻る。そしてリベロ佐野は世界No.1と言われるほどの大活躍。
スパイクで決めるとかっこ良い!バックアタックなどはスポーツドラマを見ているようだ。これが今の全日本チーム。しかし、そのスパイカーたちの力を発揮させているのがご存知竹下佳江だ。
もうマジックを見ているような素晴らしさだ。どんな状況でも打たせたい選手の目の前にトスを上げる。芸術と言っても良いだろう。
昨日(韓国戦)の勝利で28年ぶりに世界の4強に入った。これはとんでもない大偉業と言っていい。今回はこの素晴らしいフレッシュニッポンが32年ぶりにメダルをもたらせてくれそうだ。
前に「勢い」について語ったがこれは勢いだけではない。緻密に計算された選手育成に取り組んだコーチや監督の努力の賜物と言っていいだろう。
今回のチームは今までで一番笑顔が似合うような気がする。伸び伸びと自信をもって活躍する選手のお陰でここ数日私まで充実した時間を過ごせているように思う。細かく言えばもう少しレシーブの精度を上げなければいけないと思うが、もしそこまで出来たらきっと金メダルに違いない。
今の火の鳥ニッポンには弾ける笑顔とともに相手を粉砕するだろうと思わる勢いすら感じる。
江端のバックアタック、木村のアタックでメダルを取り、白鵬が69連勝を達成でもすれば日本中が明るい1年の締めくくりになるに違いない。頑張れニッポン!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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