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 雪降ろしのお陰

やめられない!とまらない♪なんてコマーシャルがありましたね~・・・。
むかし、自宅の芝生を刈るのに2時間も休憩することなく刈り続けた頃を思い出した。庭一面に敷き詰められた芝は約100坪。これを同じ長さに刈っていくのだが到底2時間でなど終わる面積ではない。
朝6時にスタートとして社員が8時半に出勤するまでには終わらせなければならないのだ。こんな場合結論は簡単で2日に分けて作業すればなんの問題もないのだ。
ところがそこが性格で一度始めたことは最後までやらないと気が済まない。逆算して考えると大体スピードアップしてかからないと時間内では当然残ってしまう。
今日、お客様に送るDVDの制作で9人分だったものだから午後から始めて20時を過ぎてもまだ終わらない。気がついたら21時少し前。1分の休憩もなく作業をしてやっと終了。これも普通であれば2日がかりだ。
頼まれたことがあった場合、殆どすぐにやってしまわないとこれも気分が悪い。利点はやり残したりということが殆どないということだろう。
当たり前に行動しているこうしたことはいつごろからなんだろうと改めて考えてみた。
そう言えば小学生高学年になったころからの雪おろしが関係しているのかも知れない。私の故郷は豪雪地帯で当時は4mもの雪はざらだったように思う。もっと言えば町中の人が2階から出入りしなければならないほどの大雪だったのだ。
勿論2階に玄関があるわけではないので1階から階段を作って雪の道までまるで雪の芸術を作るかのごとく素晴らしい階段をつくる。
ということはそれだけの雪をどの家庭も屋根から降ろさないと家がつぶれてしまう。都会の人や雪に関係ない人は想像もつかないだろうが、Ⅰ日かけて屋根が軽くなったと思いきや翌朝はまた夜中に降った雪でいっぱいなのだ。
もうお分かりいただけたでしょう。Ⅰ日で降ろしてしまわないと大変なことになるのです。男手の無い家など死活問題です。でも昔はみんなで助け合って降ろしていましたね。
自分の身長より高い雪をまるで相撲のうっちゃりの連続のように降ろしつづけます。なんでも、すぐにやってしまわないと気の済まない性格(?)はそんなところから起因しているのかも知れません。しかし、何でもすぐにやるので社会に出てからも喜ばれたことの方が多かったですね。きっと雪おろしのお陰で今日のDVD制作も無事終わったのかも知れませんね。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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