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 自分磨きが大切

昨日現在まだ就職の決まっていない大学生が約3割強いるという。中でも50社・70社を受けましたというから驚きだ。
私は縁があって学生たちとは本当に多くの若者と接してきた。私が学生だった頃と、私が盛んに若者と接していた頃と今とでは取り巻く環境も大きく違うのも分かる。しかし、就職できない原因を社会のせいにしてはいけない。現実の問題として受け入れ側が冷え込んでいて採用が減っているのも事実かもしれない。
しかしここで問題が2つあるように思う。そのひとつは高望みをし過ぎてはいないかだ。会社は生活の面倒をみてくれるなんて甘えた考えでなら私もお断りだ。自分にはこんな素晴らしいところがあるんだとするセールスポイントつまりアピールできるところがないといけない。
「自分は何がしたいんだ」、こうしたはっきりとした夢に向かっている人間は実に魅力がある。先日テレビ番組で「さんま&玉緒のあなたの夢叶えます」という新春にふさわしい斬新な番組があった。数ある中で私はある女子中学生のチョコレートに対する夢に興味を持った。彼女の夢はチョコレートを作ることにあった。それも明治製菓と限定されていたのだ。
好きなだけに彼女の知識も素晴らしくこだわりすら持っている玄人肌だ。結果彼女の夢は叶いプロジェクトチームの応援もあって販売にまで漕ぎ着けたのだ。企業が求めている人材とはそうした若者だ。
夢に向かう心にはエネルギーが感じられそれが魅力にさえなっていく。給料をもらって安定した生活が欲しいというのは間違ってはいない。しかし、企業が求めているものは人材であってその者が人財と言われるようでないとおそらく役には立たない。
私のところに自分の夢を追う若者が何人かいるが本気であればこちらも本気で応援したいと思うものだ。そこに保障など何もない。しかし若者の純粋な心こそ保障ではないだろうか?
大人達も周りに目を配り一生懸命自己実現に向かおうとしている若者にアドバイスなり応援をして欲しいと思う。若者を育てなくて日本の将来などありえないのだ。それがタクシーやトラックの運転手であろうが、教員であろうが、芸能人になりたいとする者であろうがみな尊い職業だと思う。
応援し協力し指導することをせずに、その若者が大人になってどうして立派な人助けなどできるであろうか?
考えてみたらそうした気慨のない若者が多くなったとすれば大人たちの責任でもある。しかし、若者も決して世の中に甘えることなく自分磨きに心を砕く勇気が求められるのではないか。
あなたを他人が真似ようとしてもあなたはあなただ。この若者が欲しいと言われるようなそんな人間になって欲しい。今年仮に職にありつけないとしてもこの1年の自分磨きがきっと明日を開いてくれるだろう。
負けるな!明るく笑顔で歩けよ!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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