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 死にたい・・・

負の連鎖?!  その人といると士気を吸い取られるような人っていますね。
どちらかと言われると私はそういう人間になかなか出会ったことがなかった。昭和の時代に生まれた人はなかなか明治や大正に生まれた人たちの心の内が読めなかったかというと、昭和40年くらいまでに生まれた者は比較的理解が出来たんじゃないかと思う。
平成を観て来て22年。平成7年の阪神大震災や地下鉄サリン頃を境に(バブル崩壊も含め)何か人間の心までもが急に音を立てて崩れていったように思うのは私だけではないはずだ。
耳にするのは就職が出来ない!結婚が出来ない!、併せて人を騙して歩く詐欺集団。誰もが自由に持つようになった携帯電話。インターネットの普及で一人遊びが出来る世の中も若者の心を閉鎖的にしてしまった。つまり引きこもりだ。
私も辛い時期が無かった訳ではない。普通の人なら「死にたい・・・」と思う辛く苦しい時期も経験した。
しかし、その度に毎日ジョギングを続けた。また恵まれたことにそういう時にこそ温かい心を多く頂けたような気がする。
人生というのは楽しいことばかりではない。思うようにいかない人の方が多いんじゃないだろうか?若者のテレビ討論なんかを聞いていると非常に他人のせいにしている姿を多く見る。
会社が悪い。政治が悪い。加えて先生が悪いなどと発言する。悲観的な意見を正当化させその原因を他人のせいにする。そう発言し生きてきた若者はどんな学びを得て来たんだろう!その為にどんな努力をして来たのだろう!
私に言わせたら努力の足りなかった本人の責任ではないかと思う。人を疑うことしかできない。どうせ頑張ったって良いことなんかありゃしない!?そんな人間の側にいるとこちらまで元気を吸い取られてしまいそうになる。1年や2年の中で出来あがった心の持ち方ではないので面倒にも年季が入っているから厄介だ。
挙句の果て「どうせ俺なんか・・・」となる。重ねて「死にたいことばっかりです」などと言われようものなら最悪だ。秋葉原無差別殺人の犯人は今になっていい訳をしているようだがこんな無責任な人間に決して社会がした訳ではない。確かに、もう少し親子のコミニュケーションがあったなら等あるかも知れない。
そうした若者を持つ親は本当の昭和を知らないのだろう。だから、教育はおろか躾けの出来ていない親オンパレードだ。
悲しいことに、息子や娘が「死にたい・・・」と思っていることにさえ気づいていない筈だ。周りの人に感謝することから、周りの人に挨拶をすることから実践しさせて欲しい。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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