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 母に捧げたい感謝の気持ち

悲しくも今回の震災で多くのお母さんも亡くなったようです。まだ乳飲み子が・・・、この春小学校へ上がるピカピカの1年生が・・・! 本当に言葉もありません。
ずっと昔、こんな話を聞いたことがあります。戦争に行った兵隊さんが戦地で「天皇陛下バンザ~イ」と言って死んで行った話をよく聞きました。当時はすべてそんな環境だったんでしょうね!
しかし、実際にはその殆んどが「お母さ~ん!」と言って亡くなったと言われています。日頃の生活でもそうですね!何かの時にはいつもお母さんと言いますがお父さんという話はまず聞きません。
はっきり言って父の日もホワイトデーと一緒で後から創られたようです。詩集なんかでも「お母さん」とあれば手にしますが「お父さん」ってあまり見ないような気がします。
私が舞台の演出で歌手のデビュー記念に「お母さんありがとう」のコーナーを作りました。勿論お父さんのことも「愛染かつら」という歌で構成はしましたが両方を扱うのはうるさい感じがするので島津亜矢の作品(母への感謝状)でお母さんへのコーナーを特別仕立てにしたのです。歌の中に台詞をオリジナルで採り入れ彼女のお母さんをステージに上げました。素晴らしかったですね!多くの涙を誘ったのもこの場面でした。
母の愛は海より深しと言いますがいろんなエピソードを見て本当にそう思います。男女問わず、赤ちゃんが一番先に温かいぬくもりにふれるのはお母さんの肌ですもんね!
肌と肌の触れあいの優しさや安心感は全てお母さんが教えてくれたものです。
舞台や映画でお母さんの存在を扱った作品は少なくありません。実際にあった親子を映し出し「岸壁の母」などその愛の大きさがわがことのように分かります。
舞台で演じられる「瞼の母」なども母子の想いをドラマにしたもので昔から何度も何度も演じられてきました。
今だからこそ新幹線や飛行機、あるいは高速道の発達で遠く離れていてもすぐに会えるといった具合で昔ほどの心配等は少ないと思いますが、昔はどれくらい母が息子や娘の心配をしたかと思うととっても良く理解できるだけに母の偉大さは如実に伝わってきます。
どんな子供であっても母は世界に一人しかいません。母への感謝状はそれぞれに差し上げて欲しいですね。
女は弱しされど母は強し!まさに愛情の大きさのなにものでもないでしょう!
心配かける子ほど可愛いと言います。私なんかも心配をかけた方の部類に入ると思いますが、母には本当に面倒をかけました。父を早くに亡くしたので母も頑張ってくれました。
個人的な見解で申し訳ないですが、私は母の白い割烹着姿が忘れられません。料理はなんでも上手で手芸関係に至っては全てプロ級で習いに来る生徒さんが多かったことを覚えています。
私の女性像がどちらかというと少しおとなしい感じの女性が好きなのはその辺から来ているんでしょう。
つまり、母を見て育っているんですね!
私が作るたまご焼きやお味噌汁などはほとんどおふくろの味です。気が向いて作ると本当に美味しいと喜ばれます。母が死んでしまうなど考えもしないのに長い間パーキンソン病に苦しみ他界してしまいました。
優しい言葉をかけて上げられただろうか?長野の善光寺へ二人でドライブをしたのが最後でしたが、私がいくつになっても可愛かったらしいです。今思えばもっともっと何かしてあげたかったなと後悔の方が多かったですね。
人はそれぞれの人生を歩いています。明るく楽しく過ごすことを教えてくれた母に感謝してこれからも夢の実現に向けしっかり歩いてゆきたい。母の日に改めてそう誓いました。
やっぱりおかあさん!ありがとう!ですね。

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
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岡部俊雄

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