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 赤穂浪士 討ち入り

義士祭
泉岳寺 平成22年12月14日 撮影

クリスマス前の日本の話題と言えばまさに「忠臣蔵」であろう。この史実ほど映画やテレビ、そして舞台に取り上げられた作品はないのではないかと思う。
なかなか現在の若者に赤穂浪士と言ってもピンと来ない人が多い。残念だが仕方がないのだろうか?
でも、いくら若者でも最近歴女と言って歴史に興味を示す若者も出てきたことは事実だ。
私は、舞踊教室でお稽古する生徒さんに機会があれば史跡を訪ねたりして興味と知識を植え付けている。
昨年は源義経等の内容で鎌倉に連れて行った。浅草は吉原が近いのでこの辺りは何度も散策したものだ。上の写真はやはり忠臣蔵の内容を教えたくて昨年生徒さんを連れて行ったときに撮影したものだ。

見ると聞くとは大違い!確かにそうだ!面白半分に修学旅行に出かける学生たちも、今ではすっかり様変わりしたようでちょっと寂しい感はある。
写真のように義士祭などは史実をしらないとまったく面白くない。この幻想感は歴史を知っていてしかもこの時間に訪ねるから意味がある。
惜しみなく伝えようとするが若者は果たしてどれだけ興味を持ち参考になっただろうかと思うことしばしばだ!
日本舞踊の作品に仮に出てきたとして、この史実を知っているいないでは大きく違うのだ!
帰りのラーメンや食事が美味しかったことだけが記憶に残るようでは寂しい限りだ。

四十七士それぞれにドラマがあって判官びいきの日本人にとってはたまらない実話なのだから、書店に行ってすこしなぞったら泉岳寺で手を合わせるなどちょっと素敵かも。

今年の漢字ひと文字が選ばれ、「絆」が話題になったが、この四十七士ほど硬い絆で結ばれた人たちはいなかったのではないか!
震災のあった今年の締めくくりに赤穂浪士に学んで、絆の大切さを知るのも素晴らしいことかも。

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岡部俊雄

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