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 小さな秋の物語 4

誰もが人を好きになるとなぜかもの悲しくなるって経験は無いだろうか?
私は長いこと「ひとの心」を説いて(講演)きて本当に数えきれないほどの事例を語ってきました。前章の母や父に対する気持ちもさることながら、多くの人との出会いの中にはかけがえのない人に出会うものです。

出会う相手によって幸不幸を縫って歩くことが多いものですが、本人の気持が優しければ優しいほど常に心がときめき、自分勝手な振る舞いをすればそれは自ずと周りに大きな壁をつくり孤独にもなってしまいますね。

私の持論かもしれませんが、心がときめくってそれは素晴らしいことです。なのにもの悲しいときってあるんです。
例えば、「楽しい1日を過ごしてきたばかりなのに、帰宅してすぐまた電話したくなったり会いたくなったりはしょっちゅうでしたね!」・・・って新入社員に話したことがありました。こういう話はよそ見もせずに聞いてくれます(笑)。
そして温かい人間関係に結び付けていく訳ですが、多くの若者はその理想を追いかけているのか効果はてき面です。
でも、説くということは非常に難しく机上の論理では通じないことだらけです。なぜなら、相手はそれぞれに違う性格や考え方を持っているからでしょう。
従って自信を持って事例を基本にするようにしっかり説き続けました。
私に説得力があったとすれば、良いことを自らが実践し続けたことでしょう。死にたいほど悲しいこともありました。
しかし、明るい性格(明るく良いものの考え方)はその殆どの障害(悲しいこと等)を取り払ってくれたのも事実です。

切なくなるほど逢いたいって、なんて素敵なことでしょう!自分が経験しなければ分からないことだって勿論あります。しかし、逢いたいに理屈はありません。電話したい気持にも理屈はありません。それを我慢するから余計逢いたくなったり声が聞きたくなるんでしょう!
恋愛を説いた著書にこんなことが書いてありました。「相手が喜ぶ行動原理」などと銘打った内容はこうです。「楽しいデートの後、相手の女性が帰宅したであろう五分後くらいに電話をするんです・・・・」と。これは効き目がありますよって強調していましたね。でも本当によく分かります!

相手が好きだからときめくのに理由なんかありません。私は多くの若者に「生涯ときめいていなさいよ!」と説き続けています。ときめくことが出来るって、それだけ純粋な気持ちでいれる訳だから心にも健康にも悪い訳がありません。

ひとりぼっちだから人恋しくなるってことだってあるでしょう!?
どちらも優しい自分の心がもの悲しい色の背景をその舞台にセットしてしまうのかも知れませんね。

この辺(背景)をついた歌謡曲(演歌)は相当ヒットしたはずです。
でも素晴らしいですよね!これは日本の文化とまで言っても良いのではとさえ思うことがあります。
四季が、世界のどの国よりも美しい日本。素晴らしい日本人に神様が下さったのではと思うほど美しい国です。
心の文化はどの国にも負けないものがあると私も説き続けてきました。

先日掲載した日光の紅葉(写真)ひとつとっても、心洗われる思いにかられませんか!?

まだ来ないのかな 約束をしたのに
まだ来ないのかな もう日が暮れるのに

夕焼けの細い道を 歩いてゆくの・・・・


こんな出だしの歌が出来たのは、私が居た会社の女子寮でみんなで何か歌を創ろう・・・・と、それは青春の真っただ中でした。どちらかというとその殆どが可愛い恋の作品でしたね!

今日から君をジュリアンと 呼んでもいいね
街の花屋で見つけ名前
赤と黄色のその花びらは
僕の好きな サクラソウにとってもよく似てる
だからジュリアン 好きだよジュリアン
今日から君は 僕の大事なジュリアン


秋になると懐かしさでいっぱいです
これからも優しく心をときめかせながらジュリアンに会えるといいね!
心が温かくなるようなそんな歌詞(うた)を綴ってみたい・・・!

いつまでも素直な心でずっとずっとときめいていてください。 (つづく)
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
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