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  衆議院選挙に思うこと !

12月の選挙の時はその冬が異常に寒くなるというデーターがあるそうだ。
それでなくともお寒い政治家の無責任さにうんざりしている国民がどれだけいるか分からないのに!

勿論、政治家の中には命がけでその職務を遂行している者もいない訳ではない。
しかし、輪をかけて今回の選挙では一番不安視するのは政党数の多さだ。
もう一度思い返して欲しい! あのブームに乗って政権奪回を図った民主党は勝利とともに空中分解してしまった。
その原因はいとも簡単だ!既得権益層の多さがまさに日本を駄目にしていると言って過言ではないひとつの例だ。

国民は何故民主党に投票したのか?当時のあの勢いなら国は変わると期待し喜んだ者は少なくないはず。
ところが、奪回早々党内同士での骨肉の醜い争いに結果はしっかり現れていた。
分かりやすく言えば、自分が親方でなければ協力しない・・・と言うことだ。
特に、外交問題など仮に政権が変わったとしても、日本国としての態度は一貫性がないと今回のように完全に諸外国になめられてしまう結果を招く。
国民のための国民の政治というなら、どうしてここまでこじれさせてしまうのか!?その責任は全て他にあると主張するばかりだ。
知っての通り、アメリカの大統領選で毎日相手の悪口や喧嘩腰の体制を続けて来た。YouTubeで叫び泣いた少女の映像が全世界に話題を呼んだのもついお最近の話だ。
他人(ひと)のふり見て我が身を正せと言うことばがあるが日本でもその反省はなく、政治家には通じていない。

私はいろんな職場のトップに触れて来たが、残念ながら全てが「自分勝手」だった。まさに既得権益層の典型だった。現在中国がそのもっとも分かりやすい状況下にある。
日本人の経営者。経営者になれなかった国会議員。中国を批判している場合ではないだろう。
私も直接触れてみて感じたことは、その殆どが威張っていると言った方が分かりやすい。一般の社員は社長の顔色を覗いながら仕事をするという会社は少なくない。
本当に成長している会社はそこが違うのだ。そうした会社の理念をしっかり学ぶべきであろう!
社長になれば、国会議員になれば自分は特別なんだと思うのだろうか?!
***チルドレンなどともてはやされて結果はどうなったんだろう!? 国がズタズタになってしまったのではないのか?
中には本当に命がけで頑張っている議員もいる。それを潰そうとする訳のわからない先輩や古株議員がいるからたまらない。

今回、民主党が政権を奪回し3年近くやって来たが、国を任せるにふさわしい大臣が何人いたのだろうか?
そう思うのに、仮にまた自民党や民主党でない党が政権を担ったとしたら、それだけの人脈はいるのだろうか?
それよりも、本当に国を愛し、国民のために汗する人物が超党派で国を支えて行くべきではないのか?
「我々が政権を担えば・・・・」と言ってこれから街頭演説が始まるのであろう!みんな長いことそれにだまされて来たではないか?
まして、これだけの党が出現し「国民は誰を選んでよいか?」まったく分からないはずだ。
確かに親分的な統率力のある人物の出現は待ちたいと思う・。しかしその者が政権を握った瞬間、非協力的な党の馬鹿騒ぎがすぐに始まる。
原発の問題にしろ、震災の問題にしろ、勿論外交問題等々また一からというわけにはいかないのだ。
復興予算がどこで使われているかの追跡調査が何度もニュースで報道された。天下りや威張った国会議員に間違った経営者が自己保身のためにその費用を理屈をつけて獲得できるという残念極まりない現実がすぐそこにあった。

選ばれて、あごで挨拶するような国会議員はすべて引退して欲しい。国を治めるってもっと神聖なものなんだから!
国民のことを第一に考える!それは会社でも同じこと。社員(従業員)を大切にしきれずに物事が上手くなど行くはずがないのだ。
私は時代劇が大好きで誰よりも多く観てきた方だと思うが、あの中に出てくる「越後屋・・・!お主も悪よの~」にそっくりな政治家や経営者がいることも忘れてはいけない。
政界はそうした者たちの遊び場ではないのだから・・・・。

心から人(国民・社員・家族・友達・恋人等々)を大切に出来ない者が上に立ってはいけないと言うことでしょう!
どの党が政権を獲得するかは投票箱を開けてみなければ分からない。しかし、決まったら、心を大きく協力出来ることは人としてやりぬいて欲しい。
近い将来、中国はとんでもない事態が発生する。思想教育で人を動かす時代は終わったのだ。既得権益層の間違った行動を食い止めることは日本なら可能だと思う。
国民ひとりひとりも決して無関心ではいけない。日本が良くなって欲しいなら投票に行くべきだろうしね。

現在、火星ではあの火星探査機(キュリオシティ)が大きなクリスマスプレゼントをと科学者が心を一つに24時間毎日毎日頑張っている。
大事を成すとはこの「心をひとつ」が大切なのだ。
私は若者にいろんなアドバイスを贈り続けて来た。その結果、長い時間かけて見つけたのが「夢進」ということばだ。この言葉に歓喜し笑顔で踏み出す若者の心を決して潰してはならない。

いつまでもいつまでも・・・・
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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